モレーリア(Morelia)では、市場や民芸品、甘味市場の散策を楽しみました。
【Mercado San Juan】
町の北東に『Mercado San Juan』という市場があります(「地球の歩き方」にはのっていませんが、「ロンプラ」には地図が載っています)。
ここは2棟に分かれていて、2階建の棟の建物は、1階が電化製品や日用品、2階は食堂になっていました。
1階建ての棟の建物は、生鮮市場でした。
生鮮市場の方にも食べ物屋さんが結構ありました。市場の食べ物屋さんってオーダーするのが難しいですが、やっぱり惹かれますよね。
写真がぼけているのが残念ですが、「ナンチャッテ、こりゃまた失礼」みたいなナンチャッテおじさんの表情がお気に入りの1枚です。
メキシコらしいアボガドやトマト、唐辛子もたくさん売っていました。
メキシコといえば、とうもろこしもはずせません。木箱に入った大量のともうろこしの皮を順番にむいているところです。
「日本カボチャ」というでこぼこしたカボチャも、実はメキシコ原産なのだそうです。
果物やお惣菜も売っていました。
デコレーションに、ビニール製のお人形シールが貼ってあったカラフルケーキです。
青色のデコレーションクリームは食欲を誘わなさそう。
生鮮市場ですが、帽子やサルサを作るすり鉢も売っていました。
グアダラハラの市場と比べて、だだっ広すぎず、見て周るのにちょうど良い大きさの市場でした。
【Casa de las Artesanias(民芸館)】
サンフランシスコ教会の隣に、ミチョアカン州各地の家具や民芸品が展示・販売されている『Casa de las Artesanias(民芸館)』があります。見ているだけで楽しいし、時間もつぶれるのでおすすめです。
1階・2階の回廊沿いには、ハンドクラフトの大きな家具や民芸品が並んでいました。どれもそんなに高くありません。
どう考えても背もたれが前のめりな椅子
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2階の小さな小部屋には、メキシコらしいカラフルな布や洋服、楽器やアクセサリー等の民芸品を売るお店が並んでいました。
このうちの1部屋に、原住民の優しそうなおばあちゃんの営むカラフルな布屋さんがありました。1枚12.5peso(≒143円)のランチョンマットを4枚買おうとして、合計50peso(≒571円)の所、大きなお札しかなくて500peso(≒5,710円)札を出したら「おつりがない。」と言われました。1階の喫茶店のお兄ちゃん(後程登場)に500peso札の両替をお願いしてみた所、ここでも細かいお金がないと言われたため、町に出てATMを探しました。が、探している時はATMがなかなか見つからないもので、結局郵便局で切手を買い、おつりで細かいお金をGETすることが出来ました。郵便局でも最初500peso札を出すと、「おつりがない。」と言われてしまいました。「これしかない。」としばらくねばってみた所、奥の部屋に引っ込み誰かに両替をしてくれたようで、おつりがもらえました。
旅行中、500peso札を出すと「おつりがない。」と500peso札は嫌がられることが多々ありました。それに気付いてからは、ホテルで100peso札に両替してもらうか、ATMでお金をおろす際に1,900pesoとか中途半端な金額を指定しなるべく細かいお札で出てくるように気をつけました。
やっとこさ細かいお金を手に入れて、再度おばあちゃんのお店へ戻り買ったランチョンマットはこちらです。
ランチョンマットを買った後、先程両替をお願いした1階のお兄ちゃんの店(奥が喫茶店、入口のワゴンで色んなお菓子を売っている)に行き、ワゴンのお菓子を2つ買いました。
甘くていまいちな味のせんべい5peso(≒57円)とココナッツとカラメルで出来たプリンのような味のキャラメル3peso(≒34円)、計8peso(≒91円)のささやかなお買い物です。
ここでも細かいお金がなく、お兄ちゃんに100peso(≒1,142円)札を出した所、40peso札とコインがたくさんでおつりを返されました。メキシコのお金にまだ慣れていないこともあり、近くのベンチでゆっくりおつりを確認しながら財布に入れようとしていたら、こちらを店の奥から伺っていたお兄ちゃんが5pesoコインを2枚持って返しに来ました。どうやらお兄ちゃんは、コインたくさんでおつりを渡し、おつりをごまかしていたようです。「じゃあもう1回最初から確認してみるか。」と最初にもらったおつりと、次に返しに来た10pesoを数えなおしたら、さらに10peso足りませんでした。おっ、まだごまかしてるんじゃん。「10peso足りないよ~。」と、こちらを相変わらず気にして遠くから私達の動向をうかがっているお兄ちゃんに手で合図を送ると、「Problem?」と近寄って来ました。「まだ10pesoおつりが足りない。」と言った所、「10pesoコインがないからおつりはない。」と言われました。「おつりがないなら商品を返す。もういらないからお金を返して。」と言ったら、しぶしぶ10pesoのおつりを取りに行って返してくれました。8pesoの商品なのに、20pesoもぼったくろうとはなかなかいい度胸なのですが、ごまかしがばれるのが気になるのかあやしいほどにずっとこちらを見ていて、気付かれたと感じたらすぐにおつりを持ってやって来る所が、小心者な感じでした。
私も、こういう所で500peso札を両替してくれと見せたり、10peso以下のものを100peso札を出して買おうとしたのはよくなかったと後で反省しました。
【Mercado de Dulces(甘味市場)】
クラビヘロ宮殿の西側に、『Mercado de Dulces(甘味市場)』という市場があります。ちょっとした民芸品や色とりどりの郷土菓子を売っていて、楽しくて写真の撮り甲斐のある市場です。
「うーん、どれもあまり食べる気がしないなぁ。」と言いつつ買ってみたのがこちらのお菓子です。素朴な味でなかなか美味しかったです。
・写真右側:ちくわみたいな物は、ちょっと油っぽいココナッツのお菓子でした。
・写真真ん中上:パインのような物は、外は砂糖漬けで中はジューシーな乾燥パインです。
・写真真ん中下:ライムのような物は、外側はライムの皮の砂糖漬け、中はココナッツですがライムの中身のようにぴろぴろした状態になっていました。1個6peso(≒68円)です。皮に黒いゴミのような虫のようなものがついていましたが、その部分だけぽいと捨て、見なかったことにして食べました。ココナッツのぴろぴろ部分が美味しくて、見かけもライムに上手に似せていてよく出来たお菓子でした。
・写真左側:上述の「民芸館」の1階で、おつりをごまかされそうになった思い出のお菓子です。
甘味市場の前の道路をへだてた向かい側に、お洒落な高級雑貨屋さんがありました。アクセサリーや雑貨、置物等、洗練された商品が多かったです。私達は相変わらず何も買わなかったけれど、甘味市場とセットでおすすめです。
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