takapyonaの美味的生活

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大森の有名蕎麦屋 『布恒更科』 《 大森 in 東京 》

2007年07月11日 | 新橋・浜松町・田町・品川周辺のレストラン

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本日のランチは、大森駅大森海岸駅のちょうど中間あたりに位置する蕎麦屋『布恒更科』に行きました。
「今行っている会社の近くに、あまりランチを食べる場所がない。」とTH(夫)に言った所、杉浦日向子とソ連編著『ソバ屋で憩う』の本に確か大森の蕎麦屋が出ていたはず、と教えてもらって行ったのがこちらのお店です。

メニューは、冷たいお蕎麦・温かいお蕎麦各10種類以上で、その他季節の変わり蕎麦、おつまみ類も充実しています。
お蕎麦の中で一番安いメニューが、’もり’と’かけそば’の840円~でしたが、せっかくなので今日はどどんと奮発、『かきあげ天もり 1,620円』にしてみました。

まず蕎麦と蕎麦つゆが運ばれてきました。その後かきあげや薬味がしばらく出てこず、もしや忘れられているのか、蕎麦がくっついてしまうのではないかと心配した頃に、かきあげと薬味が出てきました。

かきあげの横には大根おろし、白髪ネギ、すだちが置いてありました。スダチはかきあげにかけ、蕎麦つゆにも入れてみました。爽やかでなんとも良い香りがしました。

  

かきあげは、右側には牛蒡と海老、左側は天かす(という名前で正しいかは分かりませんが)です。天かすは雪の結晶のようにきめが細かくて、箸で持とうとするとはらはらと崩れ落ちます。どうやって食べるのか食べるのも難しいですが、作るのはもっと難しそうです。これだけの大きなかきあげなのに、さっくり揚がっているのはお見事!

蕎麦は、蕎麦粉の香りはよく分かりませんでしたが、喉越し爽やかでつるつる食べられてしまいます。お蕎麦屋さんのもりそばは、「えっ、これだけ?」と少なさに驚くことが多いと思うのですが、こちらのお蕎麦は3盛り盛られていて、蕎麦屋の蕎麦にしてはボリューム満点です。蕎麦も途中でくっついたりせず、最後まで美味しくいただけました。
蕎麦つゆも大きめの器になみなみ入って出てきました。お醤油味が濃い目で蕎麦につけて食べた時は辛いと思いましたが、蕎麦湯を注いで飲むと、ちょうどいい具合です。美味しいのでどんどん飲んでしまうのですが、蕎麦湯で薄めたとはいえ、全部飲み干してしまうのは塩分取りすぎになりそうなので、気持ち少し残しました。
蕎麦を食べた日にしては珍しく、夜まで満腹のままでした。

私が入ったのは12時過ぎでしたが、ビジネスマンや地元の方達で席が埋まっていました。蕎麦屋さんだけあって、昼間からお酒を飲んでいる人達の姿もちらほら。

しかし、『室町砂場』に行った時も思いましたが、本物の蕎麦屋さんは値段が高いですね。原材料の価格や手間を考えると妥当なのかもしれませんが。
ランチで同じ値段を出すのなら、デザートまで着いたコースの食べられるフレンチやイタリアンの方がいいやと思った、まだ大人の粋が分からない私なのでありました。

takapyonaの評価:★★★☆☆(3つ星半)

<お店データ>
店名:布恒更科
住所:東京都品川区南大井3-18-8
電話:03-3761-7373
営業時間:11:30 - 15:00 / 17:00 - 20:00
定休日:日

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