５月２１日、核兵器廃絶の平和行進と厚木基地被害の解消を求めた５０９回になる平和行動が取り組まれ、大和駅には約７０名の隊列が出来た。おりしも、広島ではG７サミットが開催されたが、被爆地広島において核兵器による威嚇、抑止力を認める、恥ずべき決議が採択され、被爆者団体などからは非難の声が上がっている。大和市では厚木基地周辺でのＰＦＯＳ汚染、重要土地取引法、基地強靭化など、基地をめぐる課題は市民の生活に直接かかわってくる
新しいメンバーとなった市議会の初議会、臨時会は会派構成が決まり、議会運営委員のメンバー選出で議論があった。
自民、新政クラブ１０人で3名、公明５人で2名、それ以外は２人会派が６となり議会運営委員会の定数が１０人のため、くじ引きで立憲会派は委員を出せない状況とった。このため改善への話し合いが繰り返し行われたが決まらず、6月議会に向けた5月25日の議会運営委員会での審議すると、持ち越しとなった。同様に基地特別委員会でも、委員を出せない会派が出来てしまった。議論する基本ができていない状況への認識が問われています。
５月１１日が改選後の初めての臨時議会、各常任委員会、議長などが決まります。会派構成がどうなるか、選挙では立民で支持を訴えていても、県議会、相模原市会をみても、必ずしも同じ会派とはならない状況が起きています。大和市議会では初めて、維新、立憲、参政が議席を獲得、自民を隠してトップ当選をした議員などの動向が注目されます。厚木基地での離着陸訓練が通告されました。基地問題へのスタンスも問われます。古谷田新市長とも早期に会談を求め、市民の声が反映される市政を求めていきます。
4月２６日投開票の市議選、深夜１時３０分にやっと当選が決まりました。新人佐野候補は及ばず、引き続き堀口議員と議員団と共に２名で公約実現に頑張ります。前半の県議、政令市議選と同様に大和市議会に初めて、維新の会、参政党が議席を獲得、自民１０、公明５、で議長を出しても過半数を維持できる状況です。今度の選挙はウクライナ戦争、中国、北朝鮮問題など、日本の安全保障問題への進路が問われた選挙でもあり、戦いへの備えよりも、平和への備えを、と訴えましたが、逆風を感じる選挙であり、組織選を意識した転回となりました。また、前回よりも活動地域が広がり、中央林間、南林間では、くぼ純元市議の後継者、くぼさんの意思を引き継いで頑張りますと、訪問し耐えました。なんと支持者宅には石田裕市議のポスターを張り出しているところが結構あり、危機感に襲われました。今回の１９５４票は前回より約３００多く、逆風の中では成功と感じています。いただいた期待にしっかりと応えていきます。
いよいよ、明日から後半戦のスタートです。「戦争への備え」でなく、「平和の備えを」反撃に備そなえる基地強靭化に厚木基地も対象となっています。しかし、市民に逃げる場所はありません。「核保有への論議を」とまで主張する「維新の会」との闘いでもあります。カジノ推進、コロナ対策でも、多くの死者を出した大阪で対応、国保税負担軽減も否定する実態を明らかにしていきたい。（写真は選挙カー、と4年前の選挙結果を掲載したタウンニュース）