波枕・・・ロシナンテ号! ・・・サブイ

枕流・漱石?日々葛藤の合間に本業150日趣味・漁業120日・農業90日・老々介護?

貴重な(機長)体験

2005年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム
 13日の夕方、ボランティアで夏祭りの準備をし終えたと思ったら生憎の通り雨、客の出足を心配している頃、自家用機で来島した人より携帯に電話あった、なんと帰らずに宿泊しておまけにまつりの会場で知り合いの出店に居るからとのことだった。
 頭の中では、明日の朝一番で帰る飛行機に乗せてもい、夕方までに帰ってれば、明日の祭りの片付けには間に合うなあ、と考えながら、呼ばれた出店に向かうと、やはりその件になった。 問題は、帰りのJFの予約だけとなり、その場で予約が取れ、翌日乗せてもらうことになった。
 雨は思ったよりと言うか、天気予報の帳尻あわせのように、ふったり止んだり、花火の少し前より、止みだし、花火の時には雲もないほどの天候だった、明日は良い天気になりそうだ。
 翌日、準備を整え空港に同行し、離陸点検をし、搭乗となり、副操縦士席に乗せてもらえることを期待していると、なんと教官免許持ちの機長から、機長席に乗れとの指示、(操縦士席は左右同じ機能を持っているって話には聞いていたので軽い気持ちで乗せてもらった。)
 百聞一見にしかず、イグニッションキーは機長席のしかも左側、エンジン始動は俺か?
 エンジン始動、計器類の確認後、小型機 ANA機に続き、離陸準備、地上走行用にハンドルがない、話には聞いてはいたが、左右の足でブレーキをかけることに曲がるんだ、黄色いレインを両足の間になるように走行との指示、無線でOKとの
指示を聞き、滑走路の最終端まで行き、1/4も使わず離陸。
 乱気流もなく、非常に良い乗り心地、ちょっとかすんでいて、対岸が見えないのが残念だった、水平の遙か向こうの雲を目標に、左右の方向変換の仕方と、水平直線飛行になれて、気分的に余裕が出来た頃、江ノ島と逗子あたりの海岸が眼下に広がりだした。
 右下にベイブリッジが見えだしたら、「ランドマークタワーに向けてとの指示」 そっと右転..オオー上空通過出来た!!
調布空港に向かい左転。調布からのドルニエ機がこっちに向かって居るらしいとの無線で、機影を確認し、副操縦士席の教官機長の操縦で無事着陸。
 教官機長のおかげで、貴重な機長体験が出来た...気流が良ければ、飛ぶことはそれほど難しくはなさそうだけれど、着陸と管制官とのやりとりなどなど、奥が深そうだ、途中で席を替われないので、やはり乗せてもらっているのが楽のようだ。
 機長ありがとうございました、ぼーっとしていたのと持って生まれた失礼をお許し下さい。
 

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