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お疲れ様です。

2008-10-02 19:13:00 | 日記
今日の小話です。



10月2日の小話



    *(レター)* カツオぶしの絵 *(レター)*

 江戸のざいもくやが、木曽(きそ→長野県の南西部で、ヒノキなどの良質な材木が取れるので有名)の山おくへ、ヒノキのかいつけに出かけました。

宿屋にとまると、ついたてに、おかしな絵がかいてありました。

波の中に、たきぎのようなものがかかれています。


「あれは、何の絵だね?」


ざいもくやが、宿屋のあるじにきくと、「はて、これはたまげただな。江戸のおかたがしらねえはずはあるまい。海におる魚のなかまだ」


「魚? 頭もせびれも、しっぽもない魚がいるかなあ。さっぱりわからん」


「そんでは、おしえてやっか。これは、カツオぶしちゅうさかなだ」



   *(びっくり2)*おしまい*(びっくり2)*



※むかしは冷蔵庫がないため、山奥で食べる海の魚といえば、塩漬けやカツオぶしなどの加工したものでした。