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糖尿病や肝臓病も多様な骨折の危険因子

2012-11-15 10:47:35 | 医療
糖尿病や肝臓病も多様な骨折の危険因子
高齢者に多い骨粗しょう症は、骨がもろくなり、つまずいて転ぶくらいの刺激で骨折しやすくなるのが特徴だ。中でも、太もものつけ根付近などの骨が折れると、寝たきりをはじめ、不自由な生活の原因になりやすい。多くの国々で高齢化が進む中、高齢者の骨折をいかに防ぐかが大きな課題になっている。
2012.1113navi.gif 骨の強さは主に骨密度(単位体積当たりの骨量)で決まるので、ある人が骨折しやすいかどうかを知る上で、骨密度の測定が大切だということは分かる。しかし、英ノッティンガム大のチームがこのほど、英医学誌に発表した研究によると、糖尿病や肝臓病など、素人の目には骨とあまり関係がなさそうに見えることも骨粗しょう症による骨折の危険因子になっているという。
 チームは、1993年から2011年までに英国の医療機関にかかった30歳以上の患者約300万人の医療記録などを基に、どのような持病や生活習慣が、同症による骨折と関係があるのかを分析した。
 その結果、浮かび上がった危険因子には「(太ももの付け根付近など)特定の部位の骨折歴がある」「親が骨粗しょう症だった」など、いかにも骨折と関係が深そうなものがある一方、糖尿病(1型、2型とも)や慢性の肝疾患、腎疾患、さらにパーキンソン病やがんなど、さまざまな慢性疾患が含まれていた。ほかには「ステロイド薬の使用」や、「大量の飲酒」「喫煙」などの生活習慣も危険因子とされた。
 こうした因子を明らかにすることは、骨折しやすい人に絞った予防対策に有効とされるため、英国では盛んに研究されているという。


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