Chart courtesy of StockCharts.com
上記はFCO売却後、もしくは、CRAの第3波の第1波の第①もしくは第③波動での利益確定売りで得た利益での購入を予定しているDM(Duluth Metals Ltd.)の日毎のチャートである。
週ごとのチャートで調べると第1波の上昇幅は、$3.62となるが、この銘柄は2006年10月に取引を開始されたばかりで、取引開始時点が第1波の開始点とならない可能性があることに注意しなくてはならない。Fibonacci級数である61.8%の下落となる場合、第2波のA波動は$1.83付近で完了するはずで8月10日の$1.8がA波動の完了点と見ることは可能である。
しかしながら、その後の推移では明らかに下向きのトライアングルを形成しつつあり、現時点では第2波のA波動の第④波動である可能性が高い。Gann Lineによるレジスタタンスは現在は#4の線にあり、ここから#3もしくは#2のサポートに向けて下がる可能性がある。
そこで第2波がZig-Zagコレクションとなると仮定した場合のA波動の完了点を予測することになる。他の銘柄と同様、TSXインデックスが9,10月とコレクションになる場合、DMの株価も下がることが予想されるため、第⑤波動の完了点は9月末から10月第2週になると予想する。
エリオット波動理論では第②波動の完了点をチャート上では7月25日としているが、8月3日とすることも可能で、8月3日とした場合の第③波動の下落幅は$1.2となるため、$2.2付近で第④波動が完了した場合、第5波動の完了点は$0.8-$1.0の間を予想することになる。
この価格帯はFibonacci級数では85.4%の下落の$0.98となる可能性と合致することになる。Gann Line #3がサポートになるとすると、$2.2から$0.98に下落するには27セッション必要であることから、9月28日に$0.98まで下落しているようであると、第⑤波動は完了していると読むことが可能になる。
その後のB波動は非常に短くなる可能性があり2-3ヶ月間で完了する可能性が高く、その上昇幅は、A波動の61.8%となる場合で、$1.9の上昇を予測することになり、80%の上昇では$2.5の上昇を予測することになる。