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上記は15日の記事で紹介したCRAの週ごとのチャートである。2日間でさほど大きな動きは見られないがGann Line を利用した売却プランを紹介する。
結論から先に述べると、妻の口座、自身の口座とも8月31日を有効期限に$0.38で20,000株の売り注文を出している。その根拠は、チャート上のGann Line、及びにエリオット波動理論、金価格の予想、円キャリートレードの終焉に伴うAUD$の下落、CRAのファンダメンタルズの多岐に及ぶが、ここではGann Line、エリオット波動理論の双方を説明することにする。
エリオット波動理論では、第3波動の上昇幅は第1波動の61.8%-261.8%になるとされている。第3波の第1波動の第①波(8月10日)の上昇幅が$0.05であるので、第3波動の上昇幅は$0.03-$0.13の間を予想することになる。ファンダメンタルズであるキャッシュフローベースで計算すると、$0.38でも割安となるので、第3波動の上昇幅は第1波動の261.8%になると予想する。
そこで、その到達時期をGann Lineを利用して割り出すと、3本の黄色線の最も低い1/4 2.425 がレジスタンスとなり、チャート上には示していないが水色の線の1/2 2.5がサポートとなり、この双方の線の交差点である8月31日付近、もしくは、それ以前ということになる。
Gann Line の考え方は、株価のトレンドリバースまでに必要なセッション数と上昇幅(下落幅)を割り出し、その値を4倍として、2倍、1倍、1/2倍、1/3倍、1/4倍、1/8倍、1/16倍の線を引くと、それらの線がレジスタンス、もしくはサポートのトレンドラインとなるとする考え方である。
黄色の線は33セッションで$0.39上昇すると早すぎるとした場合で、水色の線は27セッションで$0.20上昇すると早すぎるとする場合である。8月10日を第3波動の開始点とし、このGann Lineを引くと、30セッション後の9月24日に$0.45もしくは$0.645に到達していると株価の上昇は早すぎることになり、トレンドリバースとなる可能性があるため、この付近を第3波動の完了点と予想することになる。
現在の$0.27から2週間で$0.13上昇すると$0.4であり、$0.65/週の上昇は6週間(30セッション)では$0.39の上昇になるため、Gann Line の理論と合致することになり、8月31日の$0.39は短期のトレンドリバースとなることは確実と考えることになる。
仮に$0.38まで上昇しない場合は、そのまま保有し続けることになり、売却後、プルバックした時点で最購入し、その差額を利用してTOR、FCOへの投資を増やすか、現金のまま保持するかになり、$0.38で売却後、プルバックしないでそのまま上昇した場合は、昨日紹介したDVTへの投資に切り替えることになる。