節約こそ最大の資産運用である・・・なのです！

先日、娘の携帯代があまりにも高いので、久しぶりに携帯電話の費用を抑えるために最近の利用料金を精査してみました。
我が家は、家族全員で4台のSB携帯を利用しています。娘は幼少から習い事で帰宅が夜遅くなるため、小学校低学年から持たせていました。

その都度料金をチェックして、一番お得なプラン設定にしていたはずでしたが、利用環境や新サービスなどで、大幅に安く設定できる契約方法を探すことができました。

決していたずらに高い契約をしていたわけではなかったのですが、娘の携帯代をチェックしたおかげで、気にしていなかった私のプランにも無駄があることが分かり、月換算で合計1万円近く削減できました。


妻にも家計簿をつけてチェックするようにしてもらい、「無駄を省く」ことにみんなで取り組もうとしています。

家計の出費でわりと高額な、住宅ローン、保険代、携帯代などの通信費。毎月何気なく使っている電気、ガス、水道代も合計すれば月額かなりの額になっていませんか？

特に車は無駄な出費が多いと思います。この際電車に切り替え、地球温暖化にもよいエコライフも習慣付けましょう。

是非、この不況下の中で家計の見直しをすることをお勧めします。
必ず家族全員で数字を見ながら検討することが大事ですよ。
我が家は、電気の消灯チェックを子供がしてくれてますよ。

さらに家計をチェックするよい方法を伝授しましょう。

『バランスシート』を作ろう！

バランスシートは、資産、負債、純資産の一覧表です。この３要素の関係は、【純資産＝資産－負債】です。

「純資産」を増やすことが本来の目的です。手段として投資をしたり労働収入を得たりするわけです。
その意味ではリスクのない「節約」は純資産を増やすという意味で確実な資産運用といえます。
まさに「節約」に勝る資産運用はないでしょう。


バランスシートの構成

ノートの左側には【資産】、右側には、上から【負債】【純資産】（差額）を記録します。
【資産】は、現金、預金、株などの金融資産、車、不動産（土地・建物）などです。
【負債】は、住宅ローン、車のローン、教育ローンなどの借金です。
連帯保証人になっている方は、保証債務もお忘れなく。

【資産】には、買った時の値段（取得原価）と売る場合の値段（時価）がありますが、『時価で』記録することが大切です。

取得原価で記録したら、純資産がプラスなのに、時価で記録したら、純資産がマイナスということもあります。

こうしてバランスシートで現在の家計の状況が把握できたら、どこを節約できるか家族で意見を出し合いましょう。

お母さん一人でやってもダメです。一人でやるとその人の主観が入ります。
みんなが意見を出し合い減らせるものを見つけるのです。

そうして家計を見直し浮いたお金が生まれると、それは家族が生み出した大切な資産になります。

100万円の資産で年間30万円の利益を出す運用は、普通なら考えられない数字ですが、家計を毎月2万5千円節約し、年間30万円生み出すのは、案外容易かもしれませんよ。

この節約から生まれた資産で、以前紹介した積立てを始めると、これまでと違った夢のあるライフプランが描けると思いますよ。



国や会社、他人に頼って安定を望んでも、今の社会では守ってくれない時代になりました。
不景気で給料が減り、将来の保障がなくなりそうになっても、もうそれをカバーできる日本経済ではないのです。

知ってますか？全国2/3を超える都道府県職員の退職金が、県債という紙切れで払われていることを。
失われた年金は戻らず、不正をした公務員はおとがめ無し。それが日本です。

いつの世も、何も知らない一般庶民が損することになっている。
力の弱いものはしいたげられている訳です。

高齢者が増え、子供が減り、人口が減り、失業者があふれ、経済成長が見込めない衰退期に入った日本では、自己責任の時代と言って独り立ちさせられる時になったのだと思います。
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