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食の楽園フィリピン  「野菜・主食編」

2011年07月26日 | フィリピン情報

フィリピンで外食を続けていると必ず欲しくなるのがサラダ
自身はまったく菜食主義じゃないけど、やっぱり味が濃くて脂濃い料理が多いからだろう。

フィリピン人から見ると、どうして日本人は食事であれこれおかずを欲しがるのかとよく言われる。
香港や中国に行っても、コース料理みたいにして食べるのはイベント毎で、通常はご飯に1、2品の辛めのおかずでかきこんでるよね。現地の弁当を買うと良く分かる。

フィリピンも同じで、昼食時のローカルの食堂をのぞくと、大盛りご飯に何やら肉や野菜を煮込んだようなものをぶっ掛けてバクバク食べてますよ。

まあ、日本人だからというわけではないんだけど栄養バランス考えるとね・・・。

日本食レストランで定食たのむと良く分かるけど、揚げ物でも付け合せにキャベツ、きゅうり、トマトをスライスしたサラダが付くし、小鉢には煮物かおひたし系の野菜があって、なぜか必ず刺身が付いてきて、ツマは大根だし。

もう明らかにフィリピン料理とは成りが違う。

日本食は味と美しさなのだと教えてるけど、食事は腹を満たすものと考える彼らには分からんだろうね・・・。横の野菜はスタイル(飾り)なんだろう?だって・・・。

そんなイメージで見られてるんだろうけど、本当にフィリピン人は生野菜食べないね。
ゴマドレッシングかけて食べるの教えたら、大概のフィリピノははまるんだけど。

ということで、今回は野菜の値段を見てみましょう。お米とパンも一緒に。

新鮮な生野菜はちゃんとしたスーパーか市場みたいなところに行かないと難しい。野菜はフィリピンでも北部高原地帯のバギオでたくさん作られてるらしく、ローカルのものでも新鮮で美味しい。ローカルブランドの「Dole」や「DIZON」は少し高めだが鮮度、味ともに安心だ。


●人参、きゅうりは2本で40~50円、キャベツ、白菜、レタスは日本より小ぶりで1玉50~100円くらい。左隅にある洋ナシ型の野菜サヨーテはチキンスープに入れて食べると冬瓜みたいで美味しい。いずれもキロ当たり100~150円。
ローカルレタスは安いが、サニーレタス、サラダリーフなどはキロ当たり約500円と高い。




●ジャガイモは割りと高い。キロ当たり小ぶりのもので約90円、こぶし大のもので約200円。
 味は至って日本と同じ、結構きれいなものが並んでます。バラ積みはすべて量り売り。
 


●玉ねぎも高い。フィリピンでは赤玉をよく使いこっちの方が安い。写真は直径5センチ程の小玉でキロ当たり赤が100円、白が130円くらい。日本で一般的な白玉のこぶし大は、1玉100円以上する。カレーライスが和食に類され割高なのはこのためかな。



●フィリピン料理でも良く使うにんにくはキロ当たり150円ほど。普通2、3玉買うなら20円くらいと格安だ。袋詰めされているのはフィリピン得意の「Bay1Take1」で、500g買うと500gサービスというやつ。物によってはBay6Take6という押売りまがいのものもある。




●これを知っている日本人は少ないだろう。紫色のつぼみみたいなのを横に細切りにしてココナッツオイルとゴマの和え物で食べる。クセがなく意外と旨いが、これは何とバナナのつぼみ。
このつぼみが開くと中心に雌しべがあり、それが熟すとバナナの房が鈴なりになる。想像できるかな?値段は出てなかった・・・。



●写真下の白いのが大根。日本のような太くて立派なものはスーパーでは見かけない。上の大根みたいなのはウポという野菜。炒め物に使う。ともにキロ100円くらい。



●果物と思いますが、スイカです。フィリピンのスイカやメロンは美味しいものがない。シロップを入れてジューサーでシェイクにすると見違えるトロピカルドリンクに。キロ50円くらい。



●お米は日本じゃ考えられないほど多種多様な品揃えだ。タイ米としか知らずに売場に行くと本当に驚く。日本米も売っているが、それより高いオーガニックのインディカ米や赤米、雑穀米、香りの良いジャスミン米など見ると、アジアの食は米が原点だと感じる。



●上の写真みたいな包装はブランド米で若干高め。店頭ではキロ50~150円くらいまで種類により量り売りで買える。




●フィリピンで買える最高の日本米として売られているコシヒカリ(左)。キロ約200円。
 これを見つけたとき日本から米を持ってくるのを止めました。
 でも最近はローカルの日本米(右)がお薦め。キロ約140円。はっきり言って違いは分かりません。まあ、ひとつは炊飯器に問題あると思う。フィリピンはふた昔前のアルマイトの内釜。キャンピング用と変わらないしょぼさなので・・・。




●しかしお米は奥が深い!現地米をいろいろ食べてみてお勧めのタイ米がこれ。ディノラド米(左)とジャスミン米(右)。香米とある米は変なぬか臭さがなく、ジャスミン米は名の通り爽やかなジャスミンの香りがする。どちらもキロ120円くらい。




●意外と多いパンの品揃え。お米もそうだがフィリピンはいろんな国籍の人がいるので食の需要もそれだけ幅広い。食パンはサンドイッチサイズが主流。1斤約70円~。長いフランスパンでも1本約70円~。
一般に売ってるパンは安いんだが1週間以上経ってもカビが生えない・・・。変にフカフカしているし。気になる人はパン専門店の高いのを買おう。




●これは専門店ではないが、売場によっては材料の違いからか明らかに高級品が売られている。写真左側のパンは欧風雑穀パン(詳しくなくてすいません)。専門店に行くと日本とまったく同じように店頭で焼いたものを並べて売っている。食パンで1斤200円以上するからフィリピンでは超高級プライス。でも普通に若い人たちが列を作って買っている。食に対する購買欲は本当にすごい勢いがあるのだ。





格差社会が当たり前のフィリピンでは、主食にしても物によって価格の差がものすごくて、また買う場所によっても平気で倍くらい値段が違うんです。

全国民平等感覚の日本からすれば、値段の比較は女房がスーパーのチラシを見るくらいにしか感じませんが、ここでは住む場所から地域によって、病院の費用までやり方によって雲泥の差があるんです。
フィリピン人は、どうすれば安くできるのか、お金持ちとそうでない人の選択の違いを知っています。

ちなみにここに紹介している食品を、日本食財専門店で日本のものを買えば3倍以上の価格になります。ここはフィリピン、当然日本のものは日本より高いのですから。


生活に必要な「食」については、一次産品なら安くても良いものが手に入るフィリピン。
どうチョイスして経済的にうまくやりくりするかが海外生活の要となるでしょう。

食の楽園フィリピン特集はまだまだ続きます。

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