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積立ファンドの契約前は無料のファイナンシャルプランニングを!

2011年10月13日 | 海外積立ファンド

積立ファンドのお問合せ、いつもありがとうございます。

将来のために何かしなければと考えていました。
海外投資に興味はあったけど、何から始めてよいか分かりませんでした。
円高の今将来に備える方法をやっと見つけました。 などなど・・・


多くの方から、これから取り組みたいとお問合せをいただいております。

大変ありがたいことなのですが、実は私、直ぐにでも契約したい、どうしたら契約できるかと聞かれても契約の段取りを致しません。

なぜなら、その人が考える積立投資のあり方が、本当にその人に合っているのか詳しく確認しないと分からないからです。

そんなカッコいい事言わないでやりたいって言ってるんだから契約取ればいいジャン?

そう言われたこともありましたが、勘違いされたくないのでブログに載せようと思います。


確かに私もビジネスですから、契約していただければ香港のIFAからいくらかの報酬は海外でいただけるようになっています。

でも私は、契約をしていただくことよりも、計画通り途中で止めずに長期間積立を続けていただく方がよいのです。

ぶっちゃけて申し上げますが、契約後にいただく我々の報酬は、早期解約されますと全額払戻しになります。つまり勢いで無理な積立契約を取っても、途中で解約されたら受け取った報酬を全て返さないといけません。

それだけでなく、途中解約のペナルティは我々の海外での信用にも傷が付くことになり、その後の契約書類が必要以上に増えたり、最悪は取引してもらえなくなります。

契約で非常に多くの確認書類を求められるIFAは、途中解約が多い要注意のIFAだそうですからお気をつけ下さい。

ですから、途中で解約するような方には最初から契約してもらわないことにしています。

しかしこの積立内容の判断は、その方の考え方とお金の実情をお聞きしないと分からないわけです。

そこで契約をご希望する方には、必ず無料で簡単なファイナンシャルプランを立て、一緒に計画を打ち合わせるようにしています。


私もファイナンシャルプランニング技能士(FPといいます。)の資格を持って対応していますので、この時に個人情報をお聞きするのですが、実はせっかく契約を希望していてもここから先に進まない方が結構いらっしゃるのです。


FPは日本ではまだ認知度が低く、会計士、税理士に顧問料を払って仕事を依頼する方はいますが、FPにお金を払ってお金のマネジメントをしてもらっているという人はほとんどいません。

FPの資格自体も日本では地位の低いもので、この資格だけで飯を食ってる人はほとんどいないでしょう。多くは保険や証券会社の社員肩書きの一つになっている程度です。

ですから個人情報をFPに公開することを警戒する方がいるのではないかと思うのです。
しかしこれは大きな間違いだと思います。


私は積立ファンド投資は一般の方が取り組みやすものですので、その契約には毎月支払う積立金の捻出がそれでよいのか一緒に確認する必要があると思っています。

しっかりした目標に対して、その積立額が多いのか少ないのか判断することで、計画が鮮明になってくると思うのです。


これまでにあった例をあげてみましょう。


積立額が多すぎる場合の例としては、将来の資産シミュレーションで毎月の積立額を計算してきていた人が、その積立金を捻出するのに給料で目一杯見積もっていました。
毎月の生活費や必要経費、無駄をかなり省くと計算上は積立できる金額でしたが、何か予想外の出費があればすぐに行き詰る状況でしたので、引き下げを検討しました。

積立を真剣にやるという意気込みはいいんですが、無理をしても続かなければ積み立ての意味がありません。

しかしこの方の場合は、毎月のキャッシュフローを再チェックして、保険料や携帯代、コンビニで使う無駄な出費を見直すという基本がしっかりできたので良かったと思います。


逆に、積立額をもっと増やしてもよい方もいらっしゃいます。

ある方は、アルバイト収入しかないが、趣味の海外旅行を少し減らして余剰金を積立てたいと相談がありました。かなり勉強されていて、財政不安と円高の今、外貨資産を持つことの意義を良く理解されて決心したのです。

プランニングしてみると、確かに毎月の余剰金は少ないので大きな積立はできません。その時この方が、銀行の普通預金に高額な残高があるがどうしたらいいかと相談を受けました。

この方の場合、直ぐに使う予定はありませんがリスクのある投資には使いたくないということでしたので、私はまず資産を守る方法として海外の銀行口座に通貨分散してお持ちになったらどうかと提案しました。

その当時、香港の銀行では米ドル定期預金は年利約4%、ニュージーランドドル定期は約8%ほどあったのです。

そして余った資金は円預金にしておき、一部を積立ファンドに毎月回すことを提案しました。円を一気に外貨に交換するよりは毎月定額で交換していく方が為替リスクを押さえることができます。

これにより外貨定期預金の確実な利回りと、為替リスクを押さえた積立てによる外貨ファンド投資を両方取り組めたのです。

毎月10万円分の資金を10年間積立に回しても原資は1200万円。預金の数分の一です。バイトの余剰金の数倍もの積立額を着実に外貨投資に回すことができました。
現在当時より大幅に円高になっているので両替が楽しいと大変喜んでおられます。


いかがですか?

まあ、どうしても手の内は人に見せたくないと言われる方は仕方ありませんが、直ぐに辞めてしまう積立だけはお取り組みにならないようご注意下さい。数年間で解約すると戻りはほとんどありませんから。

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