競馬界のトップ騎手が、こういう行動をおこしてくれること、ありがたいですよね。
横山典弘騎手は、福島競馬の夏のひと開催、ぜんぶ乗ると宣言しました。
公営競技の、福島の、復興にはずみがつきます。
男ですね。
横山典、夏は福島が主戦場!復興手助け
(読売でみた記憶があるのだけれども…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北海道のノリが福島に腰を据える。26日、4月7日の開催再開を前に福島競馬場の内覧会が行われ、東西のトップ騎手7人が参加した。夏場は北海道で騎乗していた横山典弘騎手(44)=美浦・フリー=が、デビュー以来初めて福島を主戦場にすると宣言するなど、全騎手が復興へ向けて熱いメッセージを送った。
復興の手助けをしたい。夏競馬は必ず北海道を主戦としていた横山典が「春はちょっと無理だけど、夏は盛り上げるためにも福島に来ます。ひと開催乗るつもり」と、みちのく参戦を決めた。
デビューした86年の秋開催こそ福島に腰を据えたが、夏に拠点を置くのは初めて。関東騎手クラブ支部長として、慰問活動などさまざまな形で被災者を支援してきたが、福島競馬再開が復興のシンボルになると信じて行動を起こす。
この日は22日に改修工事を終えたスタンドを見学したあと、自ら放射能測定器を使って芝コースを計測。毎時0・4マイクロシーベルトの数値を見て納得した。15日現在、19カ所で行われた測定では芝コースが一番が高く、スタンド内平均は毎時0・08マイクロシーベルトだけに、安心して競馬を楽しめそうだ。
復興への思いはほかの騎手も負けてはいない。南相馬市出身の木幡は、今も母と姉妹の家族が仮設住宅にいる状態。「もっとひどい被害を受けた人たちと比べれば、ウチは命があっただけいい。それに熱い福島のファンの前でまた競馬ができる」と開幕から参戦し、地元への貢献を誓った。
福島では未勝利の岩田も「阪神大震災のときには所属していた園田が中止になった。オファーがあればぜひ来たいし、福島で勝ちたい」と騎乗を心待ちにする。一流騎手が集結しそうな福島は、どの競馬場よりも熱くなりそうだ。