和田寺だより 

住職のよもやま話し

施餓鬼法要

2009年08月15日 | 和田寺だより

本日、当山の施餓鬼法要がありました。今年、初盆をおむかえになる檀信徒様が対象の法要です。昨年から今年にかけて当山檀信徒様のご葬儀が殊に多く、一つ葬儀を終えるとまた違う施主家様から連絡があり次の葬儀の準備に追われてしまうような状態が一時続きました。しかしながら、檀家様に「ここ暫く葬儀が続きましたので暫く間をおいて」等とは当然申せません。粛々と法務をこなしておりましたが葬儀当日の朝、過労から住職から「声が出ない」と身振りでの申出がありました。住職には休んでいただき小生が代わって導師をすべきだったのですが突然のことでこちらの準備も出来ておらず、とにかくお導師として列席いただくようお願いし、その日の葬儀は出仕のご寺院様にお経の声出しのフォローを相当していただきながら何とか式を終えました。住職にも申し訳ないし突然のことに対処出来ない未熟さを実感した瞬間でした。とにかく今年の初盆霊位数33霊は小生、入山以来、一番多い霊位数の寺施餓鬼法要となりました。ご参詣のみなさま、ご法助いただいたご寺院様、誠にありがとうございました。総代さんのみならず駐車場係りで暑い中お世話なった地元の小我野さん、吉村さん本当に有難うございました。合掌