でらできあい

ワンランク上のリアルカジュアル:デラックス溺愛

音階は不要?その2

2005-01-18 22:27:52 | Violin&Viola
音階不要論を言い始めてから長いが、あまり同意を得れたことがない。

 イメージしている不要な音階って、3オクターブ以上の音階と重音の音階。ヴァイオリンの音階って1オクターブはとても簡単。2オクターブもやっぱり弾きやすい。調性が難しくても、ニア音程までの道は近い。しかし2オクターブと3オクターブの壁が厚すぎる。3オクターブは突然カデンツァ的な意味合いの練習になりがちだと思う。さらには3オクターブの音階と同時に行う重音。重音って1音の移動でも厳しいので音階でやるのは難しすぎ。3度でも8度でも音階を弾くためのエチュードをやってからじゃないと無意味。

 2オクターブと3オクターブの間を埋めて、その間に効果的な上達をするためには相当の種類の工夫が必要だと思うのです。