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ガンプラ高騰

2022年05月26日 | 社会
転売ヤー「稼ぎは月10万円以上」 ガンプラ高騰、愛好家はため息

アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)がインターネットで高額で売買されている。新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が長くなったファンたちの購入が増えて品薄になっている背景がある。さらに高騰に拍車をかけているのが転売で稼ぐ「転売ヤー」。定価の2~3倍で売られることは珍しくなく、メーカー側も対策に乗り出した。

 
「お一人様3種類まで各1点ずつ」「値札に赤線がある商品は1日1点」。5月中旬、東京・秋葉原では大半の小売店がガンプラの購入制限を呼びかけるプラカードを掲げていた。  4月25日にオープンした福岡市博多区の大型商業施設「ららぽーと福岡」には限定品などを販売する専門店があり、初日から大勢のファンが詰めかけていた。
 その人気ぶりは都市部に限らない。関東のある模型店では2020年からガンプラを求める客が増え、開店前から並ぶ人も。転売目的なのか買い占めようとする客もいるため、1人1点しか売らないようにしている。店主は「ガンプラ初登場から約40年ぶりのブーム。問屋に注文しても微々たる量しか入ってこない」とこぼす。ガンプラを製造販売している「バンダイスピリッツ」(東京)は「新型コロナの感染拡大後、需要が急増した」と説明する。  品薄の状態は、転売ヤーにとって高値で売れる好機。実際にショッピングサイトでは、3月発売の5500円の新商品に約1万6千円の売値が付いていた。  福岡市の20代の転売ヤーは、高値が付く商品や購入しやすい店などの情報を仲間とLINE(ライン)で共有しており、「ガンプラは常に情報をやりとりする人気商品。入荷のタイミングが重要で、店員から入手した情報を教え合っている」。別の関係者は「ガンプラの転売で月に10万円以上稼ぐ人もいる」と明かす。  一方、愛好家は不満を募らせる。ガンプラが趣味という同市の飲食店主(28)は「店頭では欲しい商品がなかなか手に入らない。かといって、ネットは定価の2~3倍の高値で手が出せない」とため息をつく。

ただ、売買は売り手と買い手の合意に基づく取引だ。不正転売禁止法がある興行チケットや、国民生活安定緊急措置法の対象だったマスクなどの生活必需品を除き、転売には規制をかけにくいのが実情だ。  バンダイスピリッツは20年12月から静岡市の新工場を稼働するなど生産体制を強化。21年度の年間出荷数は2086万個と前年度に比べて263万個増えた。それでも「需要の急増に生産が追いつかず、供給不足が続いている」と説明。さらなる生産体制の増強を今春から進めているという。  転売対策も本格化させている。今年2月には取引業者に対して、買い占めや不当価格での販売がなくなるように協力を求め、4月にはホームページでの納品予定表の公開を休止した。担当者は「商品を買いづらい状況が生まれていることは遺憾。今後もさまざまな対策を検討していく」としている。 

(2022.5.26.西日本新聞)

 


 

 


 


 

 
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