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萩生田さんは『家族同然』だと思っていた

2022年08月19日 | 社会
萩生田 光一(1963年8月31日 - )


 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関係者によれば、2009年の衆院選で落選後、2012年に返り咲くまでの3年間、月に1~2回のペースで教団の八王子市内の施設を訪ね、3階の講堂で数十人の信者を集めて演説をしていたとされる。演説する時には証拠を残さないという意図で、幹部が「ビデオは回さないように」と信者たちに指示していた。また、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けていたこともあり、教団関係者は「信者からすれば、萩生田さんは『家族同然』だと思っていた」と述べた。
萩生田は統一教会の関連団体「世界平和女性連合」が主催するクリスマス会に秘書を必ず出席させ、妻とともに数回出席したと八王子市の政界関係者は証言している。
2012年3月、萩生田が代表を務める資金管理団体「はぎうだ光一後援会」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
2014年3月13日、「はぎうだ光一後援会」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
2014年10月11日、統一教会は「祝福原理大復興会」を八王子市芸術文化会館で開催。会長の徳野英治が「世界平和は祝福結婚から」と題する講演を行った同イベントに、萩生田は参議院議員の中川雅治とともに来賓として出席し、挨拶した。元信者は萩生田の参加について「家族が来てくれたくらいの親近感があった」と証言している。萩生田は2022年8月2日、「特別、承知の上でお付き合いをしているというのではなく、地元の皆さんで、その中にそういう関係者がいたのかもしれないという認識」と釈明した。
2015年3月23日、萩生田が代表を務める「自由民主党東京都第二十四選挙支部」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
2017年3月22日、「自由民主党東京都第二十四選挙支部」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
参院選の公示前の2022年6月18日、東京都選挙区候補の生稲晃子への支援を要請するため、自民党東京都連会長で当時経済産業大臣だった萩生田は生稲と共に、八王子市内の統一教会の関連施設を訪問した。生稲は事務所を通して、訪問を認め、八王子駅前の街頭演説の際に、聴衆から「他にも仲間が集まっているので話を聞かせてもらいたい」との依頼があり、より多くの方に政策を聞いていただきたいという思いで、スタッフが判断したと訪問の経緯を説明した。また、萩生田は「突発的な日程に候補者(生稲)も不慣れだったため、現場にいた私も同行した」と述べている。

 

 


 


 
 
 
 
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