温浴施設の男性脱衣所で、父親と一緒に着替えている女児を狙い、
スマートフォンで盗撮を繰り返していた男が今月、大阪府警に摘発された。
最近は、脱衣所でのスマホ使用を禁じる施設もあるが、ルール徹底は難しく、同様の事件は各地で起きている。父親側には「娘だけで女湯に入れるのは心配」との事情もあるが、親子混浴に伴うリスクの認識が必要だ。
「数年前から同じ場所で7~8回はやった」
大阪市浪速区の温浴施設で女児の裸などをスマホで盗撮したとして6日
児童買春・児童ポルノ禁止法違反(盗撮による製造)容疑で書類送検された自衛官の男(39)は、
大阪府警の調べにそう供述した。
男が脱衣所で不審な行動をしているのを女児の父親が発見。
男は、その場でスマホを壊して証拠隠滅を図ったが、
府警が解析した結果、幼い女の子の着替えの様子などを映した動画が約10人分残っていたという。
この施設の脱衣所では、5月にも別の男が小学校低学年の女児を盗撮する事件が発生。
山口県の施設でも8月に男が逮捕されるなど、同じ手口の事件は全国で相次いでいる。
警察庁によると、児童の裸などを盗撮したとする同容疑での摘発は昨年148件で前年から38件増加
場所別の統計はないが、温浴施設や更衣室が多いとみられる。
男湯にいる女児が狙われるのは、女性の更衣室やトイレなどに侵入してカメラを仕掛けるより怪しまれにくいためで、ある警察幹部は「発覚はほんの一部だろう」と指摘する。
(2017.11.28.読売新聞)
大阪市の温泉施設で女児の裸を盗撮したとして、大阪府警浪速署は6日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、陸上自衛隊与那国駐屯地(沖縄県与那国町)の男性自衛官(38)=同町=を書類送検した。
浪速署によると自衛官は大阪府出身で「3年前から、休暇で帰省した際に盗撮していた。性的欲求を満たすためだった」と話している。自衛官のスマートフォンには、盗撮したとみられる動画が10本保存されていた。
送検容疑は昨年8月14~20日、大阪市浪速区の温泉施設の男性更衣室で、親と一緒に来ていた女児4人をスマホで撮影したとしている。
(2017.11.28.産経新聞)
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