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「まわり舞台の上で」荒木一郎

2021年11月24日 | 書籍

「まわり舞台の上で」
荒木一郎


荒木一郎 インタビュー本
561ページ
浦安図書館蔵書 借入




荒木一郎を初めて意識して見たのは「悪魔のようなあいつ」の頃から。
なんか厭な感じのする輩
そーいえばこの輩 昔からちょくちょく観たことのある輩とゆー印象
大人になって 子供も大きくなって 
昭和の歌謡曲なんかを纏めて集めたりする中で
「空に星があるように」にグっときて
「今夜は踊ろう」とか「いとしのマックス」とかをNHK朝ドラの「ひよっこ」でまた聴いてグっときたりして
厭な感じのする輩がグッと興味を持つ人物になったりもして


そしてこの書籍が実に素晴らしい
書籍が素晴らしいとゆーより 荒木一郎の道程 生きざまが素晴らしい
素晴らしいとゆーか 色んな記憶にある印象的な出来事とか印象的な人物とかに
こーゆー関わり方しとんねんな荒木一郎ってば とゆーのが実に素晴らしい
・中学生時代の自宅ストリップ劇場開催譚
・「空に星があるように」誕生話
・アリス
・クリスティナリンドバーグとの共演と彼女の人柄
・「悪魔のようなあいつ」についての冷静なる評伝
・沢田研二についての冷静なる意見
・若山富三郎&安田道代
・桃井かおり プロデュース&マネージメント
・松田優作
・精神的な病
等々 ザッピングして読んでも オモロ話を淡々とフツーに冷静に語る語り口
フツーなら自慢話になる語り口が 全然そーゆー気負いとか思い出話とかじゃなく 非常に冷徹かつ客観的な見方での史伝になってるのが グッド
全部の出来事は認知できていなにので あくまでも 自分が見聞きしていた昭和の出来事が 鮮やかな切り口で蘇ってくる気がします
荒木一郎とゆー人物は 「厭な感じのする輩」を演じるまでに
様々な過程なり考えなり経験体験思想哲学があったのだなーと感心するばかり
そして 「空に星があるように」がますます味わい深くなっていくのであります



 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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