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娘の口の中に歯ブラシを突っ込み虐待 藤本彩香容疑者(22)&大河原優樹容疑者(24)

2016年04月07日 | ヒトゴロシ

虐待死女児の口内に多数の傷 歯ブラシで?


埼玉県狭山市で、3歳の女の子に虐待を繰り返し死亡させたとして母親らが再逮捕された事件で、
女の子は、口の中に歯ブラシを無理やり突っ込まれる虐待も受けていたとみられることが分かった。

保護責任者遺棄致死などの疑いで6日、
再逮捕された母親の藤本彩香容疑者(22)と内縁の夫・大河原優樹容疑者(24)は、
今年1月、藤本羽月ちゃん(当時3)の顔に熱湯をかけてヤケドを負わせたり、
裸で浴室に放置したりするなどして死亡させた疑いが持たれている。

その後の警察への取材で、
羽月ちゃんの口の中には多数の傷があり、
歯ブラシを無理やり、口の中に突っ込まれるなどの虐待を受けていたことが分かった。

 
また、羽月ちゃんは去年9月頃から食事を満足に与えられず、
遺体発見時、体重は平均を4キロ近く下回る10キロほどしかなかったという。

(日本テレビ系(NNN) 4月7日)




<狭山女児死亡>容疑の母親ら再逮捕 顔に熱湯、栄養与えず敗血症

狭山市新狭山のマンションで、顔にやけどを負った藤本羽月ちゃん(3)が放置され、その後死亡が確認された事件で、県警捜査1課と狭山署の特別捜査班は6日、母親の無職藤本彩香容疑者(22)と同居していたダクト工大河原優樹容疑者(24)=ともに暴行と逮捕の罪で起訴=を、傷害と保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕した。

再逮捕容疑は共謀し1月2日ごろ、自宅の浴室で、羽月ちゃんを押さえ付けて顔に熱湯のシャワーをかけるなどの暴行を加え、約3週間の顔面熱傷のけがを負わせた疑い。また昨年9月ごろから羽月ちゃんに十分な栄養を与えないなどの虐待を行いながら医師の診断を受けさせず、栄養不良状態にしたとされる。1月8日夜には、羽月ちゃんに裸の状態で水をかけ、翌9日未明まで自宅浴室に放置するなどして、敗血症により死亡させた疑い。

藤本容疑者は傷害容疑については関与を否定。保護責任者遺棄致死容疑に関しては「間違いない」と認めている。大河原容疑者は容疑について「今は答えられない」と話しているという。

同課によると、羽月ちゃんは1月9日に発見された当時、体重が10キロ弱で3歳児の平均体重(約14キロ)を大幅に下回っていたという。同課は9月ごろから常態化したとされる虐待行為により、羽月ちゃんが栄養不良の状態に陥り免疫力が低下、敗血症を引き起こしたとみている。

事件は1月9日午前、大河原容疑者が「起きたら娘が冷たくなっていた」と119番して発覚。羽月ちゃんを確認した場所は風呂場だったとされる。同課は発見から通報への経緯や動機を詳しく調べている。

(埼玉新聞 4月6日)


暴行と逮捕の罪で起訴された母親の無職藤本彩香被告(22)について、さいたま地検は15日、さいたま地裁に同被告の勾留執行停止を申し立て、認められたと発表した。停止期間は22日まで。勾留執行停止の理由は、出産で入院する必要性が出たためとしている。





母らLINEで虐待やりとりか「帰ったらやろうね」

母親の狭山市新狭山、無職藤本彩香容疑者(22)と同居する工員大河原優樹容疑者(24)が
携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」で虐待をうかがわせる内容のやりとりをしていたことが
13日、捜査関係者への取材で分かった。

両容疑者の携帯電話のLINEには「(虐待を)帰ったらやろうね」という内容が書かれていたという。
こうしたやりとりなどから、県警は2人が秋ごろから虐待をエスカレートさせたとみているとともに、
大河原容疑者が羽月ちゃんの顔にお湯を掛けたとみて詳しい経緯を調べている。



狭山3歳女児殺人事件 母親の藤本彩香
虐待理由「元夫に似てるから」


彩香容疑者の元同僚:「(羽月ちゃんは)地べたに座っているだけ。『おいで』と言っても、彩香容疑者の方をちらっと見て、彩香容疑者が見れば(羽月ちゃんは)動かない。『突き飛ばした』と言ってたから『なんで?』と言ったら、『言うこときかないから』と」

藤本容疑者の友人:「『押し入れに入れてた』とか『きょう、ご飯あげてない』とかいう話は、ちょこちょこ聞く」




女児放置死事件 容疑者宅「毎晩のように部屋からあえぎ声」


藤本容疑者はどんな女なのか。前職は同県川越市のキャバクラ嬢。
知人女性は「恋愛体質で彼氏ができると夢中になってしまう」と話す。

「16~17歳のころ、実母と神奈川県から引っ越してきました。18歳のころ結婚し、長女を出産。
羽月ちゃんを妊娠中に元夫と離婚し、少なくとも3人の男と付き合ってきた。
大河原との交際に反対した実母のもとを離れ
“ママとは縁を切ったけど家族4人でがんばろう”と宣言して新生活を始めたんです」(知人女性)

近隣住民によると、大河原容疑者は当初、連れ子の姉妹を可愛がった。
家族で居酒屋によくご飯を食べに行き、10円ガムを買ってあげ、仲よく手をつないで散歩していた。

「閉店後、大河原容疑者が訪ねてきて“娘がケーキを食べたいっていうんです”と言うので、
わざわざシャッターを開けてケーキを売ったこともあった」(近くの商店主)

一方、藤本容疑者は新生活を始めて間もない昨年5月下旬ごろ、大河原容疑者の子どもを妊娠した。

近所の住民は「毎晩のように部屋からあえぎ声が漏れていた」と話す。
お腹が出てこないタイプだから目立たなかったというが、この3月上旬にも出産予定だ。

しかし、両容疑者は逮捕時まで婚姻関係には至らず、正式な夫婦でも親子でもない日々を送った。
なぜ、籍を入れなかったのか。

「昨年9月ごろ、別れの危機があった。結局、ヨリを戻したけど。
12月にもケンカしたらしく、彩香はLINEのタイムラインに“別れちゃった”と投稿した。
もう子どもを中絶できる時期ではないし、どうするのかなと心配していたら、
クリスマスの朝に“サンタさん来たよー♪”と仲直りの報告があった」(前出の知人女性)

サンタとは大河原容疑者のこと。しかし、すでに虐待が始まっていた疑いがあるうえ、
約2週間後に羽月ちゃんを死に追いやっているのだから、悪魔のような“偽サンタ”と言わざるをえない。

別れ話が続いた時期、“夫婦関係”にも微妙なズレが生じていた。
昨年11月ごろから、男女の営みの声がパタッとやんだという。

(週刊女性PRIME 1月19日)



市保健センターによると、羽月ちゃんは一二年八月に生まれてから、市が実施している四カ月児、
一歳六カ月児、三歳児の乳幼児健診を一度も受けていなかった。
センターは一三年四月と一四年七月の二回、未受診者を対象とする家庭訪問を実施した。

この際、藤本容疑者は未受診の理由を
「忙しかったから」「車を持っていないため行けなかった」などと説明。
いずれも羽月ちゃんの顔や手足などに傷やあざは認められず、センターは「問題なし」と判断した。
ただ、三歳児健診の受診期限の今月が過ぎた場合、訪問などの対応を検討する予定だったという。

また、羽月ちゃんは昨年六~七月の二カ月間、現在の自宅近くの市立保育所に通っていたが、通所日数は計十六日間しかなかった。
保育所は、休む場合はその都度、藤本容疑者に理由を確認しており、「虐待やその兆候はみられなかった」としている。
羽月ちゃんは砂遊びやままごとが好きで、市の担当者は「保育所では活発に遊んだり、給食をよく食べていたと聞いている」と話した。

市には虐待に関する住民らからの情報提供はなく、
藤本容疑者の世帯は、市や狭山署、所沢児童相談所などでつくる市要保護児童対策地域協議会の対象世帯にもなっていなかった。

狭山市のマンションで、三歳の藤本羽月(はづき)ちゃんがやけどをしたまま放置され、死亡していた事件。遺体には複数の傷があり、昨年には二回、付近住民の通報で狭山署員が現場を訪ねていた。健康診断未受診など育児放棄や虐待を疑わせる状況もありながら、なぜ幼い命を救えなかったのか。現場付近の住民からは「もっと早く異変に気づいてやれれば」と悔やむ声も上がっている。


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