シリンダーを積む前にもうひと工夫しておきます。
アクセルワイヤーとクラッチワイヤーですが、3つのキャブレターからそれぞれ出た3本を1本にまとめています。
キットの組立説明書では単純に3本合わせて接着するような指示ですが、とてもやりにくそうで、うまくいくイメージがありません。
そこで実車に準じてみようと思います。
実車はこんな形の筒があって、下から3本入って上からは1本出るようになっています。
アクセルは金属製の筒で、チョークはなぜか樹脂製の筒、これを再現した方がパイピングがしやすそうです。
筒の中は開けるとこういう構造になっています。
筒の内径に合わせたコマがあってアクセル側からのワイヤー(画像左側)が真ん中へ、キャブレター側からのワイヤー(画像右側)がその周囲に接続されていて、アクセルを開けるとこのコマが筒の中を上がって、キャブレターのワイヤーを3本一緒に引っ張ります。
アクセルを緩めると、キャブレター側のバネの力で戻るようになっています。
これ、よく見るとキャブレター側のワイヤー4本ありますね。4本目はキットでは省略されているオイルポンプワイヤーですが、ほとんど見えないので今回は再現しません(>_< )。ご容赦を。
まずはこの筒を作ります。
筒部分はφ2.0mmのプラパイプ、頭の部分はφ2mmのプラ棒の若干太いところ(タミヤの2mmプラ棒は2mmより太いです・・・)をカットして接着しました。
プラパイプの穴はφ1.5mmのドリルで穴を広げてあります。φ0.5mmのパイプを3本入れるのでこのくらい広げておくとスムーズです。
色を塗るとこんな感じです。
フレームにキチンと接着しないといけないので、この頭の部分に横から金属ピンを立てます。(画像無くてごめんなさい、φ0.4mmを使いました。)フレームにもφ0.4mmの穴を開けて瞬間接着剤で固定したのが最初の画像です。
これでキャブレターからのパイピングがきれいにまとめられそうです(*^▽^*)。
安心してシリンダーを積んでいきましょう。
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