12月23日-24日
エローラ(एलोरा)石窟群 (Ellora caves)と
アジャンター(अजंता )石窟(寺院)に行ってきました。
エローラは、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の
34の石窟群から構成されています。
地球の歩き方には、こう表記されています。
ゆっくりとその小山に近づいていく。まだ半信半疑である。
今、自分が見ているように見えるものは、本当は錯覚ではないのか。
本当はもっと小さいもののはずではなかったのか。しかし、
カイラーサナータは錯覚でも幻影でもない。人間が創り出した
巨大で精巧な現実である。756年に工事に着手し、完成までに1世紀
以上を要した怪物である。~省略~
文明がどんどん進歩し、機械の力でどんなに巨大な建造物ができても、
カイラーサナータの偉大さには及ばない。
そのような場所、エローラに訪れる事が出来て本当に幸せでした。
ですが、半日で全てを堪能する事はほぼ不可能に近く
見たという、むなしい事実だけになってしまうので
美しいと評判のジャイナ教石窟群とヒンドゥー石窟群を
中心に見てまわりました。
特に自分がよかったのは一番最初に訪れた第32窟(ジャイナ)
第29石窟(ヒンドゥー)そしてもちろんカイラーサナータ寺院
(ヒンドゥー)と呼ばれる第16窟です。写真を添付します。
途中崖らしきところを通ったり、インドの若者にからかわれたり
からかったり、自称アーティストという言う人と話したり
あーこれぞインドという感じで楽しかったです。
エローラについての詳細はWikipedia(下記リンク)をご参照下さい。
翌日はアジャンタに行きました。
こちらも地球の歩き方を参照すると以下のように
記載されています。
アジャンタ壁画は、中央アジアや中国、日本の
古代仏教絵画の源流といえるもので、大きくふたつの
時代に分けられ、紀元前1世紀頃の前期窟(上座部仏教期)と
紀元前5世紀頃の後期窟(大乗仏教期)から成る。
しかし、5世紀以降アジャンタは姿を消してしまう。
そして1000年以上もの間ジャングルに飲み込まれ
1819年、イギリス騎兵隊士官によって密林の中から
発見される。
そういう歴史を背負ったアジャンタは高温多湿な気候の中
他の石窟群では残っていない壁画が例外的に残っています。
ただ、やはり腐食は激しく且つ暗闇の中の壁画なので
見えにくいのは否めないです。現在も壁画の修復は続いています。
また、壁画を守る為、照明にはオプティックファイバーと
呼ばれる非発熱繊維を採用し、山のふもとからアジャンタ
石窟群までのバスもガソリンを使わないエコバスが使用
されています。
自分の感想しては、壁画も素晴らしいのですが
インド人が憩いの場として来ている事に賛成で
お弁当を食べたり、日向ぼっこをしているのを見ていると
壁画を見ず、ゆっくりぼけーっと過ごすのも有りと思います。
逆に、贅沢な時間過ごし方だなーと思いました。
アジャンタの詳細もWikipediaをご参照下さい。
●エローラ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E7%9F%B3%E7%AA%9F%E7%BE%A4
●アジャンタ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%9F%B3%E7%AA%9F%E7%BE%A4
<写真>