Ｃｈａｒ 還暦前武道館ライブ

本日、還暦を迎えたＣｈａｒですが、前夜祭で武道館ライブ。
ギリギリのお財布事情からチケット代を捻出し武道館へ向かいました。
いやゃ・・・凄い人！
中高年が最も多いですね。ギター小僧ならぬロッカーらしきギターオヤジも沢山。
親子連れ、そして駅前で「チケット譲って下さい」とプラカードを掲げている若い女の子達。


18：30スタートという事で、サラリーマン、ＯＬには厳しい開演時間。
私の席は２階Ｘ列と、武道館一番てっぺん、最後尾の席（泣）

しかし、定刻通りにステージはスタート。
この時の備えて双眼鏡を持っていったので、小さく見えるステージを双眼鏡を通して凝視！
で、私・・・通常のＣｈａｒ往年名曲ライブだと思ってこのライブチケットを取り
武道館に足を運んだのですが、
先月リリースされた「ＲＯＣＫ+」という、外部アーティスト
十二支の方々から曲を提供して貰うという作品の再現？ライブで、
１曲目からいきなり泉谷しげるが登場してくるではないですか！
あれ・・双眼鏡が無かったら誰だか判りませんでした。
このアルバムは全くチェックしていないんで大ビックリしました！
そして、今回サポートギタリストで参加している佐橋佳幸がホーンセクションを連れて
Ｃｈａｒとギターバトル。
んで、次にロンドンからやってきた布袋寅奏がゼマティス抱えてこれまたギターバトル。

私、このサプライズにビックリして何だか演奏を楽しむというより
双眼鏡を覗いて「次は誰か出てくるのだろうか！？」という好奇心の方に
気を取られてしまいました。

登場した順番は記憶が定かでは無いのですが
現在、兵庫三田の病院で闘病中の石田長生の曲がプレイされ
ムッシュかまやつがスタインバーガーを持ってセッション、
今度は奥田民生がドラムキットに乗って登場しドラムで参加。
ベースはハマオカモト。
今度はＳＧに持ち替えてプレイ。
もう、ビックリのオンパレードです。

休憩というか出演者全員下がって
今回楽曲提供した１２人の映像にコメントが。
官藤官九朗のトークエピソードが面白かったですねぇ。
トイレ行きたくて仕方なかったけど、行っている場合では無い・・・。
その間にオルガンセットが用意されていたので、「まさか？」とは思いましたが
ＶＴＲが終った後、ユーミン事、松任谷由美が登場！
超大物の登場ではないですか！そして超ミニドレスを着てスタイル抜群！
６１歳とはとても思えないプロポーション。
次はシアターブルックの佐藤タイジがレスポールでワウを使ったリードギター
そしてエネルギッシュなカッティングでステージを熱くさせます。
順番が前後しているかもしれませんが、Ｃｈａｒの息子、ＲＩＺＥのジェシーが
レリック状態のストラトを持って、ラップ調に唄うしオモロイ内容でした。
官藤官九朗は居ないけど、Ｃｈａｒとローディーの逸話を題材にした
ロックンロールで今度は映像で阿部サダヲを使い、
クドカン特有のコミカルやり取りを映像で演奏を同期させ
阿倍サダヲと掛け合い。
そして！まさか！と思ったもう一人。
当ブログでは因縁のある（？）福山雅治がＥＳ３３５を持って登場！！！
会場の一部の女性は立ち上がり興奮状態。男性客達もビックリの声。
しとやかな女歌でＣｈａｒとギターの掛け合い。
以前、このブログは熱狂的福山ファンに散々荒らされ、なるべく避けてきた人ですが
Ｃｈａｒも２０年前と比べてビックリしたと評したリードギターを披露。
私も動画で福山雅治のプレイを見ていましたが、思った以上の腕前、
しっとりとした繊細なチョーキング、Ｃｈａｒが弾いたフレーズをアレンジしながら
ギターバトル。このライブで登場して欲しくないような登場して欲しいような
超ビッグネームで私も隣のオジサンも双眼鏡で見続けていました。
ラスト、山崎まさよしがハーモニカとアコギ（ギブソン？）を持って
佐橋氏を含めた３人が椅子に座りブルースタイム。
そしてCharの一曲。
本編はこれにて終了。
１０人もビッグネームが登場するという思っても居なかったサプライズに
正直、興奮状態。
個人的にはシアターブルックの佐藤タイジの曲とプレイが良かったです。

会場の鳴り止まない拍手でアンコールスタート。
伝家の宝刀、ムスタングを持ち衣装も着替えＣｈａｒとスタンダートなメンバー登場。
曲名は覚えて居ないのですが、どれかのアルバムのラスト曲の
バラードでＣｈａｒ本来のステージ。
毎度のＣｈａｒ独特の嫌味の無いジョークをかましながら
名曲「shinin' you shinin' day」で会場は大盛り上がり。
ここにライブにゲストで登場した１０人、そしてハマオカモト、
下手にこっそりと金子マリ、KenKenが居る。
それぞれをＣｈａｒが紹介しました。
長い長い「shinin' you shinin' day」でこのライブが終ると思ったら
鉄板、Ｃｈａｒの代名詞的「ＳＭＯＫＹ」がスタート！
会場は総立ち状態。踊っている人も沢山。勿論、私の席最後尾まで。
いやぁ、カッチョ良い！いや、カッチョ良すぎる還暦オヤジ。
大盛り上がりの中、ＳＭＯＫＹで大フィナーレーを迎えお腹いっぱいと思って
ライブが締めくくられると思いきや、
もう１曲ぶっこんでくる。
コレは意外でしたね。クールダウンさせ
ここ数年のバックメンバー古田たかしや澤田浩史達に
出身？在住？地を歌わす、お遊び状態。
コーラス女性の「日暮里」は意外で面白かったです。

これで、漸くフィナーレ。
もうお腹パンパンの満腹です！
辛い財政事情、７０００円払って観に来て良かったぁ～。
欲を言えば、大フィナーレ状態のＳＭＯＫＹで終って欲しかったかな？とも
思いましたが、もう・・・感激のごちそうさんです。

使用ギターは、Ｐ－９０のレスポール、シグネチャーモデルのカリズマ、
バーガンティミスト、ピンクのストラト
メイプル指板のストラト、Ｐ－９０の付いたゴールドのフルアコ
伝家の宝刀ムスタング、アンプはマッチレスのスタックがメイン。
ＣＥ－１のコーラスかコピーキャットのテープエコーも深くかけていましたな。
そういえばゼマティスのシェルＴＯＰとミニハムバッカーのレスポール以外
ハムバッカーを弾いている姿を見た事が無いような・・・。
ギターアンプは他にもゲスト用にＪＣ－１２０、マーシャルのキャビネット等
ゲスト出演するアーティストに合わせ色々出ていましたなぁ。ＤＣ－３０も。
と・・・今回のライブ、朝から？どれだけリハーサルしたのだろうか？？？
ゲストも機材も豪華です。

武道館最後尾までパンパンにお客が入っていたので
会場でて靖国通りに出るまでが大変でした。

そしてこのライブを観に来ていたジャニ子さん、ＭＩＹＵＫＩさんと合流し
九段下駅近くのロイヤルホストで色々お話をしました。
アイドル時代からのリアルタイムを見てきたお二人のシビアな意見も(笑）

気付けば九段下を出たのは２３時を過ぎていて
帰路に着きました。

いやぁ・・・すんごいライブでした！！！

追記
当日のセットリストです。
１２曲目までは「ＲＯＣＫ+」の楽曲提供、
ゲストとのセッションです。
（石田長生、官藤官九朗を除く。クドカンは阿部サダヲとの映像コラボ）

01. カタルシスの凱旋
02. Still Standing
03. Stormy Heart
04. Gでいくぜ！
05. ニッポンChar,Char,Char
06. トキオドライブ
07. Night Flight
08. 悪魔との契約満了
09. I'm Just Like You
10. 7月7日
11. チャーのローディー
12. 坂道ホームタウン
13. movin’again

アンコール

14. All Around Me
15. Shinin’You，Shinin’Day
16. Smokey
17. Livin’ In Tokyo