今回頂いたCDですがデスエンジェルの2ndは持っていなかったのです。
チェックした事も無く。
デスエンジェルってどうにも頭から離れないのが
平均年齢17歳でデビュー。しかも名作と呼ばれる作品。
フィリピン系アメリカ人の親戚達で作られたバンド。
同世代だったアンディーガレゴンは14歳‥。
今年亡くなった大谷令文氏のレビューだったかな?
この小僧達を聴いたらジャパメタブームとか浮かれて場合じゃないぞ!
的なレビューを。ホントですよね、既に高い評価を受けていたバンドも多かったですが
当時、世界進出を目標にしていたジャパメタインディーズブームとか。
ロクfはジャパニーズインディーシーンを中心にしてました。
(DOOM、アウトレイジやユナイテッド等、そのクオリティーのバンドも多かったですが)
後にイカ天等のバンドブームでどんどんインディーズシーンのバンドは
モチベーションもレベルも下り、ブーム去りました。
ジャパメタインディーズメタル界最期の砦と言われたメフィストフェレスも解散し。
雑誌やTVでかなり厳しい言葉を発していたアンセムの柴田氏が言ってましたな。
しかし、このフィリピン系親戚アメリカ人小僧達は何歩も先を進んでいたのでした。
この2ndアルバムがリリースされたのは1988年。
まだまだサンフランシスコのアジア系ボーイですよね。
ベイエリアスラッシュの本場に居たボーイズ達はこの界隈の
ビッグネーム達と対等のグルーヴ、プレイし良作を出していた。
87年リリースの1st「ウルトラヴァイオレンス」は強引な転調等メチャクチャ有りますが
この2ndは洗練され、スラッシュメタルだけでは無く
広い音楽性を見事に出し融合させ。
「コールドジン」なんかブリティッシュハードロックルーツの
80年代アメリカンハードロックですし。
そしてファンク色の強い次作「ACT III」と名作を出しますが
既にこの「ボード」で、その路線が生まれてます。
この動画は再結成メンバーでライブでは入って居ませんが
16分のクリーンカッティングが入って、ファンク色を出しそれが
後にブームとなるミクスチャーブームと
被る様な、いや被らないですな。
しかしそのルーツにもなりそうな曲が入ってますね。
(動画は04年のヴァッケンオープンエアー)
スラッシュメタル勢に多い、リズムギターとリードギター分担制ですが
(リズムギターは再結成で参加したテッドのたまに弾くリードギターのテクニシャンだったりする)
リードギターのロブが主な所で印象的なリック、ソロを弾いていますな。
長い病み付きになるギターリフからワンコードでグルーヴ、リズムを調節。
そして若く勢いのアンディーギャレオンのドラムが好きです。
今作、リズムに拘っていると思います。変拍子も入ったり
勢い良く気持ちいいギターリフでスタートしたら意図的にほんの少しテンポが下がる
こういう難しいアイデア、テクニックが既に取り入れていて。
同時期の私、こんなアイデアは当時浮かばなかったぞ!と。
アルバムでリードギターのロブさんは72年製のマーシャルを使い
ナチュラルオーバードライブトーンを主に音作りしております。
マーシャル1959の三段積みですかね?当時、こんなにクランチ音になったのか。
ハイパワーPUや弾き手の腕前にもよると思いますが
アッテネーターとか使っているのかしら?最低でも元になる音で
ブースターは居ると思います。
リズム隊2人のプレイもカッコ良いです。
チェックした事も無く。
デスエンジェルってどうにも頭から離れないのが
平均年齢17歳でデビュー。しかも名作と呼ばれる作品。
フィリピン系アメリカ人の親戚達で作られたバンド。
同世代だったアンディーガレゴンは14歳‥。
今年亡くなった大谷令文氏のレビューだったかな?
この小僧達を聴いたらジャパメタブームとか浮かれて場合じゃないぞ!
的なレビューを。ホントですよね、既に高い評価を受けていたバンドも多かったですが
当時、世界進出を目標にしていたジャパメタインディーズブームとか。
ロクfはジャパニーズインディーシーンを中心にしてました。
(DOOM、アウトレイジやユナイテッド等、そのクオリティーのバンドも多かったですが)
後にイカ天等のバンドブームでどんどんインディーズシーンのバンドは
モチベーションもレベルも下り、ブーム去りました。
ジャパメタインディーズメタル界最期の砦と言われたメフィストフェレスも解散し。
雑誌やTVでかなり厳しい言葉を発していたアンセムの柴田氏が言ってましたな。
しかし、このフィリピン系親戚アメリカ人小僧達は何歩も先を進んでいたのでした。
この2ndアルバムがリリースされたのは1988年。
まだまだサンフランシスコのアジア系ボーイですよね。
ベイエリアスラッシュの本場に居たボーイズ達はこの界隈の
ビッグネーム達と対等のグルーヴ、プレイし良作を出していた。
87年リリースの1st「ウルトラヴァイオレンス」は強引な転調等メチャクチャ有りますが
この2ndは洗練され、スラッシュメタルだけでは無く
広い音楽性を見事に出し融合させ。
「コールドジン」なんかブリティッシュハードロックルーツの
80年代アメリカンハードロックですし。
そしてファンク色の強い次作「ACT III」と名作を出しますが
既にこの「ボード」で、その路線が生まれてます。
この動画は再結成メンバーでライブでは入って居ませんが
16分のクリーンカッティングが入って、ファンク色を出しそれが
後にブームとなるミクスチャーブームと
被る様な、いや被らないですな。
しかしそのルーツにもなりそうな曲が入ってますね。
(動画は04年のヴァッケンオープンエアー)
スラッシュメタル勢に多い、リズムギターとリードギター分担制ですが
(リズムギターは再結成で参加したテッドのたまに弾くリードギターのテクニシャンだったりする)
リードギターのロブが主な所で印象的なリック、ソロを弾いていますな。
長い病み付きになるギターリフからワンコードでグルーヴ、リズムを調節。
そして若く勢いのアンディーギャレオンのドラムが好きです。
今作、リズムに拘っていると思います。変拍子も入ったり
勢い良く気持ちいいギターリフでスタートしたら意図的にほんの少しテンポが下がる
こういう難しいアイデア、テクニックが既に取り入れていて。
同時期の私、こんなアイデアは当時浮かばなかったぞ!と。
アルバムでリードギターのロブさんは72年製のマーシャルを使い
ナチュラルオーバードライブトーンを主に音作りしております。
マーシャル1959の三段積みですかね?当時、こんなにクランチ音になったのか。
ハイパワーPUや弾き手の腕前にもよると思いますが
アッテネーターとか使っているのかしら?最低でも元になる音で
ブースターは居ると思います。
リズム隊2人のプレイもカッコ良いです。
「えっ!?」と思ってしまったくらいです(苦笑)
全体通して聴いたところ、かなりテクニカル路線のアルバムだなと
思いました。1stの「Ultra Violence」3rdの「ActⅢ」の自己主張が
半端なくやや印象がうすく感じます。
再結成後の作品が秀逸ものばかりだったので尚更です。
この文章で気付いたと思いますが自分も余りこのアルバムに
手を伸ばす機会が少なくて…すみません(苦笑)
でも、バンド側は現時点(当時)で自分達が出来ること、
アイデアをふんだんに取り入れようとする姿勢が
痛いほど伝わってきますね!!隠れた名盤です!!
何というか、普通に流して聞いてしまう場合ってありましたが
演者立場で考えると、記事中に書いた少しだけテンポを下げる‥
爆走系スラッシュ勢だと中々高度なテクニックです。
その爆走系のクリーターもそういう曲がありましたな。
1stと3rdは確かに自己主張というかバンドの色と方向性を
確実に提示した名作ですね。
仰る様に再結成後の作品達は良い作品ばかりですよね。
マサ伊藤が言っていたかな?元々スラドミはデスエンジェルの再結成作が良過ぎたから
それが元でスラドミが始まった、と言っていた記憶が。
前後2作と比べたらインパクト面では違いますが
この作品は優れた作品で、沢山頂いたCDまだ聴ききれておりませんが
このCDは何度もリピートして聴いております。