デスエンジェル 「ＡＣＴⅢ」

全く年末気分が無くて・・・
というか、持病が絶不調でひたすらダウン状態、
新年もカップラーメン？かしら？
今年の終わりのネタで来年３月、スラッシュドミネーションで来日する
同世代バンドのデスエンジェルの傑作をネタにでも。


デスエンジェルのデビューは衝撃的でしたね。
平均年齢１７歳、日本がジャパメタインディーブームの中
「心してかかれよ」とレコ評に書いてあったデビュー作
「ウルトラバイオレンス」
激しい曲の展開等あれど、全員親戚の在住フィリピン系アメリカ人達の若者達が
同じくフィリピン系のメタリカのリードギタリスト、カークハメットの
プロデュースでデビューしたこのデスエンジェル。
ドラマーのアンディーガレゴンなんて、私と同じ歳の１４歳でした。
まだギターの弾けていない私はアンディーは化物とも感じ、そして凄いジェラシーと。
しかし、平均年齢１７歳という事実以上の衝撃な作品をリリースした
１ｓｔの「ウルトラバイオレンス」

そして３作目で、早くも自己スタイルを形成してしまうのですね。
スラッシュメタルとＦＵＮＫを見事に融合させた傑作と誉れ高い
「ＡＣＴⅢ」
適度に力が抜けて、でも若さもガッツリ出ていて
彼等独特のオリジナリティーのある世界が繰り広げられる
傑作だと思います。
私、同世代のジェラシーからか、リアルタイムで聴かなかったんです。

Death Angel Discontinued


しかし、ツアー中にツアーバスが転倒し、ドラマーのアンディーが
頭部に重症を負うという決定的な事故から
歯車が狂い、ジ・オーガニゼーションというバンドを作るも
これまた、ゴタゴタで短命で終わってしまい・・・。

しかし、癌になったテスタメントのチャックビリーのベネフィットコンサートで
復活したデスエンジェルは、見事な復活作「THE　ART　OF　DYING」を発表して
完全な復活をアピールしましたね。
これは秀作でしたねぇ。

この後、日本で開催され始めたスラッシュドミネーション出演で
来日も増え。
そして、１０年にリズム隊がヴィシャスルーマーズ等に居たドラマーやら
ヨーロピアン勢に代わり、今までいい意味で暴れていたリズムが
とてもタイトになりました。

そして、来年３月、神奈川、川崎のクラブチッッタで開催される
スラッシュドミネーション２０１３で久々の勇姿を見せてくれる事になっています。
私も今回は参戦したいと思います。