ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ブルーザーブロディーVSデックマードック!

2011年02月07日 | プロレス
こんなカードを見てみたかった!

ブロディーvsマードック。


とにかくレスラー仲間にも世界中のプロモーターにも
信頼というか、評判が悪く、最後、刺殺されたブロディ。
解説の山本小鉄が「マードックがどうブロディーを苛めるか、見ものです!」
そう発言しているのが実態だったのでしょう。
流石に、馬場さんを裏切って新日本に移籍した後、
全日本に復帰前に「ババには悪い事をした・・・」と
言ってたそうで。
ザ・Gガブキが当時米国最大級のマーケット、
テキサスのフィリッツFエリック市場で活躍するのに
カブキ事、高千穂に声をかけたのはブロディーだそうな。

リングでは敵対でも試合後は密会して
一緒にステーキを食べながら談義していた
ブッチャーとも仲が良かったそうですが、
とにかく市場に出ている暴露本系ではブロディーの
圧倒的な悪口が多いです。
で、私が持っているブッチャーの自伝には
どこのマーケットでもエース級のレスラーには
必ず、セメントな「裏技」をしかけて、それに対応出来る相手だと
認めるそうです。
日本では、馬場、鶴田、Kナガサキ(桜田一夫、ドリームマシーン(爆))等。
実際にセメントに強い長州のファイトを「しょっぱい!」と一切拒絶して技を受けず
一方的に攻め込み、子供の私はTVを観てショックを受けたモノです。

折角、新日本のリングに上がったなら
前田日明とのセメント系ファイトを見たかった・・・。
(本当にセメントになる可能性もアリですが・・)
「どうせクビになるなら前田は猪木さんにセメント仕掛ければ良かった」
そんな文章が出ていました。

そして、そのセメント、ケンカにめっぽう強く、
しかも、プロレスが超巧くて将来のNWA世界チャンピオン候補と
呼ばれたのに、本人が無欲でおふざけが好きだった為
NWAチャンプにはならなかったマードック。
前田のUWF格闘技的な蹴りに怒り、
「お前はプロレスがしたいのか!?喧嘩がしたいのか!?」と
怒って詰め寄ったという、マードック。
マードックと仲良しだったM高橋曰く
・・元来肉を食っている外人には勝てない・・・との
想像上の結論ですが・・・
実際、巧い藤波との試合前、M高橋がマードックを炊きつけ
試合では、藤波はパンチで血まみれにされたそうで・・・。

ハーリーレイス同様、黒人嫌いで、ブッチャーにとっては
大不快な「マードックから逃げた」という噂。
実はあのアンドレもビビッて直ワビを入れさた、
これまた気が強く滅法ケンカにも強い(ブッチャー曰く最高級と)
柔道銅メダリストのB・Sアレンが、マードックに相当腹を立てて、
セメント事件になりそうだったので、ブッチャーが間に入り対戦相手
ディノ・ブラボーを選び、ブラボーをブレイクさせたという事件。
ブッチャーもセメントには自信があるから、ケンカが強いハーリーレイスと
強制送還になる手前の警察沙汰になった両国の国道14号にまでなだれ込んだ
ハーリーレイスとの本当のストリートファイト・・・。
そのブッチャーが、マードックから逃げるハズがありません。

と、前ふりが長いのは何時もの事ですが
このセメントに滅法強い二人の外人対決。
新日本で実現しました。YOUTUBEで発見したときは
歓喜の声を上げました。


Bruiser Brody vs Dick Murdoch ? '85 in Japan


Bruiser Brody vs Dick Murdoch ? '85 in Japan



Bruiser Brody vs Dick Murdoch ? '85 in Japan


ラフファイターのブロディーが暴走風なファイトに
マードックが適度にラフを出しながら、どちらかと言えば
受けに回っているマードックが試合を運んでいるような
印象を私は個人的に受けました。
しかし、意地と意地の張り合い、
実に名勝負です。


この二人がガチンコでもセメントでも
先日の永田vs鈴木みのる的に
闘ってみたら面白そうでした。
両方、故人なんで今となっては叶わぬ夢です。
ただ、二人共、馬場さんの全日本に戻りたかったというのは
共通していた事でした・・・・。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごめんなさい (ミルクマン)
2011-02-10 20:10:42
二月忙しい!
日曜に何とか落ち着いてコメいれたいですm(__)m
返信する
ミルクマンさん (太郎)
2011-02-10 20:24:51
いや・・・そんなに義務を感じられなくても・大丈夫ですよ。
返信する
日曜日www (ミルクマン)
2011-02-13 14:55:29
どうやって控室まで戻ったのでしょうか?
流血&レフェリーストップ、特にシリーズ参戦の外人(この表記に血沸き肉踊りますw)レスラーには多かった気がします。そして最終戦(これが大会場とは限らない!)で選手権試合or遺恨清算マッチとなるんですね。いいシステムですね。今と違って毎日ツアーしてた時は、特に額の皮なんかなかなか治らず大変だったでしょう。一時の天山もそうです。
あと技の名前!投げ技系はバックドロップとブレーンバスターしかない!投げる角度だ、指の入れ方だ、関係ない!
太郎さん、いい試合ありがとうございました。さあ第二試合ですwww
返信する
ミルクマンさん (太郎)
2011-02-14 02:27:47
お疲れ様です。

ホント、肉と肉のぶつかり合いでしたね。
今の流れるような試合より、
意地の張り合いは見ごたえあります。
(でも来週はイブシですね)
試合スタイルにもよりますが、FMWやWINGでも
そうだったでしょうね。皆ギザギザですし。
でも、控え室戻ったら、同じバスに乗るんですもんねぇ。
小鉄は・・もし本気で前田を潰すつもりだったら
アンドレではなくマードックを出していた、と言っていたようで。

あのレッグドロップとか、懐かしいですねぇ。
ワンハンドボディスラムも。
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