ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

PRSの「ドラゴンⅡ」ピックアップ

2011年02月04日 | 楽器
「オールラウンドでオールジャンルで使えるギターを」と
そういう趣で購入したPRSカスタム22ですが
購入してそろそろ1年が経ちそうですが、
未だ上手く付き合えていません。

まず1つにチューニング安定に定評がある
このPRSブリッジですが、昨年のkomaki-bandで
ヴィニームーアの激しいアーミングの曲で
大胆なアーミングを導入してから、もうチューニングとの格闘で
安心してメロディーに集中出来ません。何度もチューニングするのですが
この後に、ビブラートも少なめな
ロングトーンのサンタナの「哀愁のヨーロッパ」で
ピッチがズレていたら、ズッコケる程恥ずかしいです。
ブリッジのネジの加減とかあるのかなぁ?
ヘタに弄ると怖い箇所でもありますし。
定評が高いブリッジなんですがね・・・。
確かにGM誌コンテストに応募するまでは物凄く安定していました。

そして、昨年廃盤となったカスタム22には
「ドラゴンⅡ」というPUが標準装備されています。
私が購入時、カスタム24と弾き比べても、こちらのサウンドの方が
面白かったし「味が有る」と思ったのです。
カスタム24は何となくフラットなイメージでこちらの方が
オールジャンル向きなんですがね。
店員さん曰く「年配者が購入される事が多い・・・」との話で。
(と、いう事は私も年配者だ・・・)

考えてみれば、このギターで音をまだUPした事が
ありませんでした。(最近、音源作りする元気が無く)

このギターは中域がとても強いので、かなりブーミーというか
レスポール的なキレというより、アンプや音色によっては
モコモコ感が出る事あります。
あえて例えるなら、メサブギーの「マークⅢ」辺りのような・・。
かと、いって、折角のドラゴンⅡのPUをリプレイスメントPUに
交換するのも何だし・・で。
私が持っているドンシャリ系アンプ、5150Ⅱには合います。
ODをブースター的にかけてサスティン的にも個人的には良い感じです。
が・・・最近・・・
私の使用アンプがPODxtやVOX・TONE-LABとなっていて
ステレオに繋いでいます・・・・。
コレで音源と合わせて深夜独り寂しくセッションしています。
で、選んだアンプモデルによっては合わない音も出てきます。
そして、初めて気付いたのですが・・・

「中域が強いと・・微妙なチューニングのズレが目立つ・・・」
でした・・・
他のストラトやレスポールで同じ様にチューニング狂っていても
他のギターはこのカスタム22程気にならないのです。

と・・・ウィークポイントばかり先に書いてしまいましたが
(長い・・・)
アーミングをビブラート程度に控えれば、まあ、安定はしているので
それで使うように付き合い方を考えてます。

そして!
とっても強い点は・・・・
クリーントーンにて、「豊満な音が出る」なんです。
数年前のGM誌の特集で付録CDで聴いたサウンドが
「LAのスタジオミュージシャンが出す」的サウンドなんです。(by末広名人)

只でさえ、ファットなサウンドなので、フロントPUにすると
よりファットになり、これが、とても良いサウンドになります。
例えば、雨の日、真夏の野外ライブ等・・・
箱モノギターを持ち出すのが怖い時、
個人的にはレスポールよりセミアコ、またはフルアコの中間的
サウンドが出ると勝手に思っています。(エアー感はナシですが)
特にフェンダー系アンプ、私で言えば・・
BOSS・FDR-1(デラリバモデル)ですが
クリーンやクランチでは最強な音が作れます。
エアー感の無い、JAZZ、BLUES向きというか・・・。
そして、ハムバッカーをコイルタップした、PUの外側同士の
ハーフトーン(ロータリースイッチでリアの隣のチャンネル)では
テレキャス的サウンドが作れます。


個人的にはオールラウンダーでは無いように思えてきましたが
例えば、そのサンタナを弾く時、カスタム24やレスポールだと
フロントPUのトーンを半分(5位)に絞るのですが
ドラゴンⅡだとそのままか、8位で行けそうです。

まあ、これから時間をかけて、神経の持つ限り(?)
このギターとの付き合い方を模索したいと思います。

と・・・購入約1年後のギターレポートになってしまいました。

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6 コメント

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手古摺りますよね~ !! (=^ェ^=;; (ニャロメ)
2011-02-04 18:41:22
 オコンバンワ !! 、太郎さん。

天下のPRSでも、アームを使った時のチューニングは安定しないのですね。
トレモロアームは使えばチューニングが狂う物だと、
腹を括って、ベストポジションを自分で見つけ出すしかないですものネ。
ベストポジションが見つかったら、きっと良い音で鳴ってくれますよ。

ニャロメも悪戦苦闘の連続だった、ムスタングの調教がなんとか成功しました。
パーツはノーマルのままで、
チューニングをストラト並みの安定度までにする事が出来ましたよ。
トップコーティングもラッカー塗装ですので、鳴りも結構良いです。
返信する
ニャロメさん (太郎)
2011-02-05 01:31:36
今だと、Charの「smokey」の出だしの
アームダウンだけでチューニング
バラバラになりそうな予感がして・・・。
本家もムスタングのチューニングの狂い、
まいっていたそうですね。

私はこのギター、狂ったら、取りあえず
定番のアームアップしています。
そして、大きくビブラートかけるか
速弾きして誤魔化すか?と。
返信する
アーム・・ (JAKE)
2011-02-05 02:08:16
私も悪戦苦闘しましたが、、

①弦の巻き数を少なめにする
②弦が曲がる部分をナットの方向に向けてラジオペンチで綺麗に曲げる
③ナット部分をヤスリで加工した上で、ナットソース(潤滑剤)で、ナット、ブリッジ各部の滑りを良くする

以上の3点で、かなり改善されました。
返信する
JAKEさん (太郎)
2011-02-05 19:21:55
一応、PRSのロック式マニュアルにより
①②はクリアされているんです。
PRSってペグ穴に通した時点でもうロックで
事実上1回転位で購入後ビックリしました。
ナット部は若手のプロでも狂いを抑えるために
象牙のナットにしている人も居るみたいです。
ヤスリ加工、素人ではやはりビビりますよねぇ(汗)
ブリッジにもナットソースですか。
③挑戦してみます。
25インチスケールに慣れていないというのも
あるますねぇ。
弦を押さえただけでフラットする事もありまして・・。
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ナット・・ (JAKE)
2011-02-06 11:29:29
ナットの交換の前に、切り込み調製をしてもらうだけでもかなり良くなりそうな気がします・・

丸いヤスリで加工すると、弦との摩擦が益々多くなるので、ナット用のヤスリや目立てヤスリで削るらしいのですが、弦と糸巻きへの角度を決めるのが難しいので、プロのリペアマンに頼むのがいいと思います。

切り込み調製だけなら、費用は、2千円~3千円で、電話して持って行けば1時間くらいでやって貰えると思います。
返信する
JAKEさん (太郎)
2011-02-06 22:01:40
このPRS製は意外にも?
樹脂製のナットなんですよね。
切り込み調整だけなら、その金額なんですか。
今度、聞いて見ますね。

因みに、島村のあのレスポールモデルは凄く良いですし、
タイムレスティンバー材を使っていた頃は
もう今ではありえない金額ですよねぇ・・・。
売りに出すと、やはり安い買取値なんですが、
フジゲンメイド、作りと値段は凄く良かったです。
すみません、こちらで、その話になってしまいました。
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