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オバマ大統領広島訪問での、安倍総理と大統領のスピーチ!

2016-05-28 19:38:30 | 日記・エッセイ・コラム
歴史的なアメリカ現職大統領の広島訪問での、安倍総理と大統領のスピーチから分かる事。

先ずオバマ大統領のスピーチから分かる事は、アメリカが広島と長崎に原子爆弾を使用した事に対し正しい事であったか悪い事であったかは述べて居らず、
戦争と云う行いは如何に残酷な行いであり、人間の歴史は戦争の歴史であり、人間は戦争を行う度に如何に戦争の相手を効率的に殺害し戦争を終わらせる事が可能か武器の開発を進めて来たのが事実であり、
如何に愚かな行為であるか全人類が考える時が来ており、アメリカは日本と固く同盟を結び核廃絶を世界に訴えて行く事を述べている中で、広島と長崎に原子爆弾を投下し一般市民を死に至らしめた責任は、
戦争を仕掛けた日本にも責任が在ると暗に仄めかして居ると私は解釈して居る。

それは日本がアメリカと開戦する以前から日本国内で秘密裏に原子爆弾を開発して居たからであり、日本の軍部が人的と物質両面から日本とは比べる事も出来ない大国のアメリカと戦争を行い原子爆弾を使用すれば短期間に戦争を終結させる事が可能だと考えて居たからである。

即ち何方が先に原子爆弾を完成させ使用する事が出来たかの違いでしか無いのである、もし日本が先に原子爆弾を完成させアメリカに投下して居れば、歴史も違っていただろうが、如何せんアメリカが日本より先に原子爆弾を完成させ、戦争を早く終結させる方法として原子爆弾を使用したに他ならないのである。

またアメリカの政府や日本に原子爆弾を使用した事を正当化している人たちに一つの疑問を私は感じている事がある。
それはアメリカが日本との戦争を早く終わらせる為に原子爆弾を使用したなら、何故朝鮮戦争の時にマッカーサー元帥がアメリカ政府に対し、朝鮮半島に進行して来る中国をたたく為に中国本土に原子爆弾を使用する許可を求めたが許可されず、マッカーサー元帥はアメリカ政府から本国に呼び戻され閑職に追われたか!

当時、アメリカ政府ではソビエトが遂に原子爆弾を完成させ保有して居る事を察知して居り、アメリカが中国に対し原子爆弾を使用すると報復的にソビエトもアメリカに対し原子爆弾を使用すると考え中国に対し原子爆弾を使用するべきだと進言するマッカーサー元帥を諫めたのも事実であり、そこが私が戦争を早く終わらせる為に原子爆弾を使用したと考えるアメリカの矛盾を覚えるのである。

もしアメリカが朝鮮戦争で中国に対し原子爆弾を使用して居れば、現在アメリカが中国の行いに頭を悩ませる事も起きなかったのではと私は思う。

またオバマ大統領は核兵器を地球上から無くする事を考えロシアや他の大国と話し合いをする努力をして居るが非常に長い時間が掛かる事だと言って居り、その中で大国以外の小さな国が核兵器を開発し核兵器を保有し危険な行為だとも暗に言って居るが!
大国だけが核兵器を持ち小国が核兵器を持つべきではないと言うのも矛盾であり、大国だから何でも許されると言う考えも頂けないのである。

そして安倍総理大臣のスピーチから考えられる事は二枚舌の総理大臣だとしか言えないのである。
何故なら広島で核兵器の廃絶を誓いながら国会では、日本は核兵器を持ち使用する事が出来ると言って居るからである!
またオバマ大統が任期終盤でありながら広島訪問を余儀なくされたのは自民党政府の長年の悲願で自民党の努力と功績であると人は考えるかもしれないが!

私から見ればオバマ大統領は日本との同盟から沖縄の問題や基地の問題もあり安倍総理との密約で、参議院選挙で自民党が有利に立たせる為には今しか無いと広島訪問を思い立ったのでは無いだろうか?

今回のオバマ大統領現職としての広島訪問は喜ばしい事では在るが!何やら自民党と安倍総理の選挙対策にオバマ大統領が載せられたのでは無いだろうか?

まだまだ書き足らない事が在るが今は此れくらいで終わりにし次回に回す事とする。