こんにちは!最近更新が滞ってました~。
書くネタは沢山あるのに・・・
というわけで、中間発表の準備に追われていた一週間が終わりましたので、今日からまた頻繁に更新していきたいと思います。
さて、今回紹介いたしますのは。
ツイッターで散々わめいておりました Dan Tepfer の「『ゴルドベルク変奏曲』変奏曲」です。
まずは騙されたと思ってこいつを聞いてみてください!
Dan Tepfer - Gordberg Variations Variations
バッハの「ゴルドベルク変奏曲」の第20変奏(だと思うんですが)を更にジャズ風に変奏して、アリアに持っていくという破格の演奏。
原典主義者が聞いたら激怒しそうな奇抜な編曲ですけど、これがめっちゃいいです。
これで言うと、第20変奏の躍動感から静かにアリアに入る対比が素晴らしいですね。
冒頭のタッチと同じ人だとは思えないほどのアリアの優しいタッチ。
久しぶりに第六感が刺激されるような幸福な感覚・・・
良い現代美術は第六感を刺激するという持論がありまして、それに近い感覚。。
バッハのモダンな表現ですね。いや、もう、ブラボー。
さて、実際のディスクですが。
アリアとアリア・ダ・カーポ以外のすべての変奏が更なる変奏をされています。
1、アリア
2、第一変奏
3、「第一変奏」変奏
4、第二変奏
5、「第二変奏」変奏
・
・
・
62、アリア・ダ・カーポ
という曲順で構成されてるんですね。
ちなみにiTunesのプレイリストを作れば、彼の弾く普通の「ゴルドベルク変奏曲」も全部聞けてしまうわけです!胸熱!
そして、普通の変奏もめちゃめちゃ上手という・・・
(シフやグールドと比べて若干遅いかな?でもしっかり1音がつぶだって聞こえてくるのでこちらも違った心地よさがある)
恐ろしい才能を持ったジャズピアニストですね。
アリアの崩し具合が非常に心地よく、個人的にはアリアがもっとも良いアレンジになってるような印象。
大好きな第16変奏はジャズ風になると調が全然違うので、違和感しか感じられませんでしたが・・・
しかし、どの変奏も若干の「らしさ」は残してあって、おお、このフレーズ見つけた!っていう楽しみもあって聞き飽きない感じがとてもいいですね。
しばらくはヘビロテになりそう・・・笑
Dan Tepfer は父親に教えてもらったんですけど。
このピアニスト意識高いよな、という話に。
実際、バッハの大作をジャズ風にアレンジして演奏するなんて、なかなかできるもんじゃないですよねー。
BASQのバッハ編曲もなかなか素晴らしいものがありましたけど・・・
大作を対象に実験するってなかなかの度量が必要だと思います。
そういった意味でも、このCDは自分の中で意味深い一枚となっている、のです。
少なくとも今年手に入れたCDの中ではかなりのインパクト。
BASQのディスクもなかなか良いんですけど、こっちはライブの方が断然によいせいでCDのインパクトが大分薄れてしまって・・・
雲井カルテットが「ゴルドベルク変奏曲」全曲収録CDを出すのを期待するばかりです。
これも、かなり意識高いと思う・・・
では、そろそろこの辺で。
hona-☆
書くネタは沢山あるのに・・・
というわけで、中間発表の準備に追われていた一週間が終わりましたので、今日からまた頻繁に更新していきたいと思います。
さて、今回紹介いたしますのは。
ツイッターで散々わめいておりました Dan Tepfer の「『ゴルドベルク変奏曲』変奏曲」です。
まずは騙されたと思ってこいつを聞いてみてください!
Dan Tepfer - Gordberg Variations Variations
バッハの「ゴルドベルク変奏曲」の第20変奏(だと思うんですが)を更にジャズ風に変奏して、アリアに持っていくという破格の演奏。
原典主義者が聞いたら激怒しそうな奇抜な編曲ですけど、これがめっちゃいいです。
これで言うと、第20変奏の躍動感から静かにアリアに入る対比が素晴らしいですね。
冒頭のタッチと同じ人だとは思えないほどのアリアの優しいタッチ。
久しぶりに第六感が刺激されるような幸福な感覚・・・
良い現代美術は第六感を刺激するという持論がありまして、それに近い感覚。。
バッハのモダンな表現ですね。いや、もう、ブラボー。
さて、実際のディスクですが。
アリアとアリア・ダ・カーポ以外のすべての変奏が更なる変奏をされています。
1、アリア
2、第一変奏
3、「第一変奏」変奏
4、第二変奏
5、「第二変奏」変奏
・
・
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62、アリア・ダ・カーポ
という曲順で構成されてるんですね。
ちなみにiTunesのプレイリストを作れば、彼の弾く普通の「ゴルドベルク変奏曲」も全部聞けてしまうわけです!胸熱!
そして、普通の変奏もめちゃめちゃ上手という・・・
(シフやグールドと比べて若干遅いかな?でもしっかり1音がつぶだって聞こえてくるのでこちらも違った心地よさがある)
恐ろしい才能を持ったジャズピアニストですね。
アリアの崩し具合が非常に心地よく、個人的にはアリアがもっとも良いアレンジになってるような印象。
大好きな第16変奏はジャズ風になると調が全然違うので、違和感しか感じられませんでしたが・・・
しかし、どの変奏も若干の「らしさ」は残してあって、おお、このフレーズ見つけた!っていう楽しみもあって聞き飽きない感じがとてもいいですね。
しばらくはヘビロテになりそう・・・笑
Dan Tepfer は父親に教えてもらったんですけど。
このピアニスト意識高いよな、という話に。
実際、バッハの大作をジャズ風にアレンジして演奏するなんて、なかなかできるもんじゃないですよねー。
BASQのバッハ編曲もなかなか素晴らしいものがありましたけど・・・
大作を対象に実験するってなかなかの度量が必要だと思います。
そういった意味でも、このCDは自分の中で意味深い一枚となっている、のです。
少なくとも今年手に入れたCDの中ではかなりのインパクト。
BASQのディスクもなかなか良いんですけど、こっちはライブの方が断然によいせいでCDのインパクトが大分薄れてしまって・・・
雲井カルテットが「ゴルドベルク変奏曲」全曲収録CDを出すのを期待するばかりです。
これも、かなり意識高いと思う・・・
では、そろそろこの辺で。
hona-☆
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