久しぶりに文学の更新です。
夢野久作の『少女地獄』を読破いたしました。
もう一カ月近く前の話になりますが笑
(今は同『ドグラ・マグラ』を読み進めております)
いやあ、すごく好みの文体かつテーマでした。
「何んでも無い」「殺人リレー」「火星の女」の短篇3つから構成される作品です。
嘘を吐く女、恋に生きる女、処女性を尊ぶ女。
少女が伴う3つの側面の其々にスポットを当て、その性質が身を . . . Read more
久しぶりに文学の更新。
まあ、卒論でも扱った安部公房の話なんですけど。
「天使」という短篇を取り上げようと思います。
昨年の11月に見つかった、安部の22歳の頃の作品です。
安部の三番目の作品だとか。
いやあ・・・やっぱり安部の小説は難しいですね。
22歳でこんな小説書いてたとか本当に信じられないレベル。
内容をざっくり言うと、入院患者が天使に変貌する変身譚です。
「変身」というよりは、自身の認 . . . Read more
久しぶりに文学についての更新です~。
漫画は読むけどな、小説は全然読まないんだぜ・・・!
安部公房について少し書きたいと思います。
まあ、卒論で書けってとこなんですけど、今回は多分関係ない部分なので・・・
ブログで発散します笑
安部の、これは文学というよりは思想に近いかなぁ、と思うんですが。
「国境病」と「天国病」という概念がありまして。
「国境病」とは、いわゆるエスノセントリズムの考え方で . . . Read more
こんばんは!
最近肩こりとあごの痛みがひどいです、ただけーまです。
眼も腫れてしまってお化けみたいです。
ポケモンだったら「こわいかお」覚えてるレベルには腫れてます;;
と、やいのやいの言うておりますが。
今日は久しぶりに文学トピックで更新です^^
珍しいでしょー。本読むのめっちゃ遅いんだよねー^^
というわけで今回読破しましたのは安部公房先生の「無関係な死・時の崖」です。
これは短編集なの . . . Read more
って。
なんか呪文みたいですね^^
あまりの暑さに浅草を甚平姿で闊歩してしまったただけーまです。
いや、まじ暑いです。
というわけで、今日の内容は。
講演会に行ってきましたよ、と。
いうお話です。
な、な、な、ななななんと!!!
ノーベル文学賞作家のマリオ・バルガス・リョサ大先生に会ってまいりました!
テーマは「文学への情熱ともう1つの現実の創造」ということで。
リョサ大先生の熱 . . . Read more
最近知った作家で面白い人がいたので紹介します^^
グアテマラのアウグスト・モンテロッソという短編作家です。
彼の作風は、ハイパー・ショート・ストーリー!
ハイパー・・・だ・・・と・・・
かっけえwww
日本語では極小小説なんて訳されたりするらしいですが。
では、どんな作品なんでしょうか?
ちょっと見てみましょう。
というか、ちょっと見てみましょうで全文書ける時点でそうとう短いよな。
. . . Read more
『美について』
という現代新書を買いました!
買う予定じゃなかったんですが、教育学部の授業の教科書が売り切れていたので(笑)
てか教科書売り切れ状態初めてだわ!新書なのに…
東大出版会の教科書は高いので、買わない!教授の著作でどうせ授業の内容だし…
あ、教科書買ってサインもらおうかな(笑)
あ、そうそう。
今道さんの『美について』を買ったんです!
今道さんはぼくの好きな西村先生 . . . Read more