昨日はみんな授業参観おつかれさま~
私のクラス1-5は古典でしたが、私だけがソワソワしていて、みんなはいつもどおりでした
さてと、この1週間更新していませんでしたが、今日でがっつり更新しますよ~
まずは、品詞分類の練習問題から。
授業で「この品詞は?」って聞くと、結構答えられない人が多かったので。
「品詞?
」
となっている人は、前の記事で「品詞」の特徴について勉強してから臨んでくださいね
特にみんなは「付属語」の「助詞」「助動詞」の分類が苦手のようですね~。
復習してみましょう。
「付属語」というのは、「何かとくっつかないと意味をなさない語」でした。
たとえば、「ば」とか「ず」とか「なむ」とか「けり」とか・・
この1語だけでは、「はぁ?」となってしまいますよね。
そして、今度は「助詞」?「助動詞」?となるわけですが、
助詞 → 活用しない
助動詞 → 活用する(語の形が変わる)
助詞 → 語と語の関係を示すはたらき(夏の夜 我と君 etc)
助動詞 → 主に活用する語について、意味を補うもの。(書きけり 書かず etc)
あと、分類しやすいのは、「もしもし亀よ」を覚えてしまうことかな。
助動詞は「る らる す さす ~」ってもうみんな(1組と4組)は歌ですべての助動詞を覚えてしまっているわけ。だから、それ以外の付属語は「助詞」っていう分類でも構いません
では、いよいよ次の文章を単語ごとに切って、品詞分類してみましょう。
<練習問題>
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をばさかきのみやつことなむ言ひける。
その竹の中にもと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
①この文章を単語ごとに切りなさい。
②その単語一つ一つを品詞に分類しなさい。
さ~やってみて


<答え>
①
今 は 昔、竹取 の 翁 と いふ 者 あり けり。
野山 に まじり て 竹 を 取り つつ、よろづ の こと に 使ひ けり。
名 を ば さかきのみやつこ と なむ 言ひ ける。
そ の 竹 の 中 に、もと 光る 竹 なむ 一筋 あり ける。
あやしがり て 寄り て 見る に、筒 の 中 光り たり。
それ を 見れ ば、三寸 ばかり なる 人、いと うつくしう て ゐ たり。
②
名 助 名、名 助 名 助 動 名 動 助動。
名 助 動 助 名 助 動 助、名 助 名 助 動 助動。
名 助 助 名 助 助 動 助動。
名 助 名 助 名 助、名 動 名 助 名 動 助動。
動 助 動 助 動 助、名 助 名 動 助動。
名 助 動 助、名 助 助動 名、副(副詞) 形(形容詞) 助 動 助動。
できたかな
?
でも、一番最後の「三寸ばかりなる人」の「なる」が助動詞になるところが難しかったでしょう?
でも、これは助動詞をやっていくうちに分かることだから、今はいいですよ
授業で扱った「検非違使 忠明」の文章を単語ごとに切って、品詞分類してみましょうね
いい復習になるはずですよ

私のクラス1-5は古典でしたが、私だけがソワソワしていて、みんなはいつもどおりでした

さてと、この1週間更新していませんでしたが、今日でがっつり更新しますよ~

まずは、品詞分類の練習問題から。
授業で「この品詞は?」って聞くと、結構答えられない人が多かったので。
「品詞?

となっている人は、前の記事で「品詞」の特徴について勉強してから臨んでくださいね

特にみんなは「付属語」の「助詞」「助動詞」の分類が苦手のようですね~。
復習してみましょう。
「付属語」というのは、「何かとくっつかないと意味をなさない語」でした。
たとえば、「ば」とか「ず」とか「なむ」とか「けり」とか・・
この1語だけでは、「はぁ?」となってしまいますよね。
そして、今度は「助詞」?「助動詞」?となるわけですが、
助詞 → 活用しない
助動詞 → 活用する(語の形が変わる)
助詞 → 語と語の関係を示すはたらき(夏の夜 我と君 etc)
助動詞 → 主に活用する語について、意味を補うもの。(書きけり 書かず etc)
あと、分類しやすいのは、「もしもし亀よ」を覚えてしまうことかな。
助動詞は「る らる す さす ~」ってもうみんな(1組と4組)は歌ですべての助動詞を覚えてしまっているわけ。だから、それ以外の付属語は「助詞」っていう分類でも構いません

では、いよいよ次の文章を単語ごとに切って、品詞分類してみましょう。
<練習問題>

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をばさかきのみやつことなむ言ひける。
その竹の中にもと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
①この文章を単語ごとに切りなさい。
②その単語一つ一つを品詞に分類しなさい。
さ~やってみて



<答え>
①
今 は 昔、竹取 の 翁 と いふ 者 あり けり。
野山 に まじり て 竹 を 取り つつ、よろづ の こと に 使ひ けり。
名 を ば さかきのみやつこ と なむ 言ひ ける。
そ の 竹 の 中 に、もと 光る 竹 なむ 一筋 あり ける。
あやしがり て 寄り て 見る に、筒 の 中 光り たり。
それ を 見れ ば、三寸 ばかり なる 人、いと うつくしう て ゐ たり。
②
名 助 名、名 助 名 助 動 名 動 助動。
名 助 動 助 名 助 動 助、名 助 名 助 動 助動。
名 助 助 名 助 助 動 助動。
名 助 名 助 名 助、名 動 名 助 名 動 助動。
動 助 動 助 動 助、名 助 名 動 助動。
名 助 動 助、名 助 助動 名、副(副詞) 形(形容詞) 助 動 助動。
できたかな

でも、一番最後の「三寸ばかりなる人」の「なる」が助動詞になるところが難しかったでしょう?
でも、これは助動詞をやっていくうちに分かることだから、今はいいですよ

授業で扱った「検非違使 忠明」の文章を単語ごとに切って、品詞分類してみましょうね

いい復習になるはずですよ
