①むかしむかし三匹のこぶたの兄弟がそれぞれ自分の家を作ることにしました。働くことが大嫌いな一番目のこぶたはわらで、なまけ者の二番目のこぶたは木で簡単な家を作りました。
②一番下のおとうとぶたは、はたらき者で重いれんがを積み上げて丈夫ないえを作りました。
③ある日おなかをすかせたオオカミがやってきました。 「おや?うまそうな、こぶたのにおいがするぞ。」わらの家をみつけたオオカミは「こんな家ひとふきだ。」いきをぴゅーう。
④わらのいえは、あっというまに、とびちってしまいました。一番目のこぶたは、二番目のこぶたの家へ、逃げていきました。
⑤おいかけてきたオオカミ。「こんないえも、ひとふきだ。二匹まとめて食べてやる。」いきをぴゅーう。木の家はばらばらっととびちってしまいました。
⑥「ひゃあっ、たすけてぇっ。こわいよう。」二匹のこぶたは、三番目のおとうとぶたの家へ、逃げこみました。
⑦またまた追いかけてきたオオカミ。「こんな家だって、ひとふきだ。三匹まとめて食べてやる。」ぴゅーう!ぴゅーう!ぴゅーう!
⑧れんがの家はびくともしません。くやしがるオオカミ。「そうだ。あそこから入ってやれ。」屋根にのぼると、えんとつから、家に入ろうとしました。
⑨それを知った三匹のこぶたは急いで大なべに水を入れ、だんろの火をどんどんもやしました。そこへ、オオカミがずるずるっ、ぼっちゃーん!
⑩「あっちっちっちっ。たすけてぇ!」おおやけどをして、森へ逃げていきました。三匹のこぶたは大喜び。それからは、三匹で力を合わせて幸せに暮らしましたとさ。
②一番下のおとうとぶたは、はたらき者で重いれんがを積み上げて丈夫ないえを作りました。
③ある日おなかをすかせたオオカミがやってきました。 「おや?うまそうな、こぶたのにおいがするぞ。」わらの家をみつけたオオカミは「こんな家ひとふきだ。」いきをぴゅーう。
④わらのいえは、あっというまに、とびちってしまいました。一番目のこぶたは、二番目のこぶたの家へ、逃げていきました。
⑤おいかけてきたオオカミ。「こんないえも、ひとふきだ。二匹まとめて食べてやる。」いきをぴゅーう。木の家はばらばらっととびちってしまいました。
⑥「ひゃあっ、たすけてぇっ。こわいよう。」二匹のこぶたは、三番目のおとうとぶたの家へ、逃げこみました。
⑦またまた追いかけてきたオオカミ。「こんな家だって、ひとふきだ。三匹まとめて食べてやる。」ぴゅーう!ぴゅーう!ぴゅーう!
⑧れんがの家はびくともしません。くやしがるオオカミ。「そうだ。あそこから入ってやれ。」屋根にのぼると、えんとつから、家に入ろうとしました。
⑨それを知った三匹のこぶたは急いで大なべに水を入れ、だんろの火をどんどんもやしました。そこへ、オオカミがずるずるっ、ぼっちゃーん!
⑩「あっちっちっちっ。たすけてぇ!」おおやけどをして、森へ逃げていきました。三匹のこぶたは大喜び。それからは、三匹で力を合わせて幸せに暮らしましたとさ。