高齢になると、身体機能の衰えにより、誤嚥性肺炎になることが多々あります
肺炎を防ぐためには、日ごろのケアの中でも口腔ケアは大切です。
唾液や逆流してきた胃液を極少量ずつ誤嚥したり、食事の際飲み込み時に微量ずつ誤嚥したりして肺炎になります。又絶
食者も口腔の自浄作用の低下で口の菌が増える為肺炎になることもあるようです。
口の中を清潔に保つことで、脳梗塞・誤嚥性肺炎・心内膜炎・心筋梗塞・動脈硬化・糖尿病など様々な病気が予防されま
す。
要介護者の口腔ケアは口の衛生を保ち口の機能を向上させる目的があり、口腔ケアの4つの目的として「口腔内の清潔と潤
いを保つ」「粘膜ケアにより咳反射、嚥下を高める」「口腔機能を維持向上でQOL向上につなげる」「誤嚥性肺炎をはじ
め口腔内細菌による感染の予防」があります。
誤嚥性肺炎を予防するためにも日ごろの口腔ケアを怠らず、利用者様の健康管理に努めてまいりたいと思います。