Quelle memoire!

ベルばら時代好きの自己満足ボヤキ日記です。

ストラスブール (銃撃事件)

2018年12月27日 | 海外旅行
あの日の事。




夕食を食べに広場方面へ。





ホテルを出て、賑わう広場を歩いてる時は、


まさか数時間後にあんな事になるとは考えてもなかったです。











Aちゃんと、「綺麗だねー」 「また後で写真撮ろう~」っとか言ってんだけどね。















この時までは賑わってました。。。









予約したレストランに。



前菜はエスカルゴにしてみたー  Aちゃんはオニオンスープ




飲み物はアルザスワインを少し。



メインは。


Aちゃんはサーモンを




私は牛肉のキノコソース パスタ添え




ちび姉妹と写真を撮ってたら、隣のおじさん達が声をかけてきて、


メモリアルグッズだと答えたら(Aちゃんが 笑)


おじさん達はニコニコしながら 「可愛いワンコだね~」だって




これまで、何度か声かけられたけど、


ヨーロッパのレストランやカフェって、隣とのテーブルの間隔が狭いから、


気軽に話しかけてくれたりするので面白いわ






楽しく食事を終え、テーブルで会計をしていると。。



スタッフの人が神妙な顔でAちゃんと話していました。



会話は聞き取れなかったけど、「危険」とかいう単語は聞き取れたので、



何かあったのかな?っと



Aちゃんに尋ねてみても、「後で話す」としか言ってくれないし。。





取り合えず、店を出たら。。。



通りには誰もいないっ



通りや店はキラキラしてるのに、ゴーストタウンのよう。




シーーンと静まり返っていて、銃を持った機動隊の人が「こちらに来ないように」っと。



Aちゃんは事情を聞きに通りに出たのだけど。。そこには被害に遭ったご遺体が



Aちゃんは私には見せないようにしてたけど。。






どうするべきっ??



レストランのスタッフの人は「店にいた方がいい」と言うけれど。。。





そこへ、フランス人のおばさんとおじさんがやってきました。




おばさんはこの街在住の方で、


「自分の家に帰る所だから、落ち着くまでうちにいなさい」っと言ってくれ、


「タクシーを呼んであげるから」っとも。



どうやら、おじさんもおばさんに拾われた感じ?





犯人が捕まっていない、人っ子一人通っていない道を歩くのは怖かったけど、


おばさん達がいたので、不安はありつつも心強かったよ。





無事に橋の所まで着いたら、機動隊の人とTV取材の人がたくさんいました。




おばさんとAちゃんが機動隊の人と何やら話していたけど、タクシーは無理なよう。



まだ幼い感じがする機動隊の人が手にしてる銃を至近距離で見て、



すぐ打てるように訓練されてるんだろうなぁって思いつつ、



平和ボケした日本人の私には、これが現実には思えなかったよ。。






タクシーが無理なので、そのまま歩いてホテルまで帰るべきか考えたけど、


それはおススメしないと言われ。。。



一般の車をとめよう!っとなり、


おばさんがとめてくれ、事情を話してくれました。





ドイツからの帰りだというご夫婦のご厚意で、乗せてもらえる事になりました。




現場から離れていくにつれ、ホッとしました。





ご夫婦はホテルの前まで送ってくれ、私達は無事にホテルへ。




でも、ホテルは鍵が閉まってたっ!



そりゃ。。犯人が逃走してるんだもんね。。仕方ないか




なんとか中に入ると、名前を確認され、スタッフもホッとした表情でした。









部屋に着くと、ドっと疲れが。。








私達は運よく、スムーズにホテルに戻れたけど、



中には、2時間~ 店から出れなかった人達も





銃撃現場は私達のレストランから50mぐらいの場所。




その2日後に犯人は射殺されたけど、 亡くなった方は更に増え。。。



お気の毒としかいいようがないよ。。








もし、もっと早くに店を出ていたら。。



たまたまその通りを歩いていたら。。。




人の運命ってわからないね。










今回の事で、Aちゃんがいて本当に心強かったヨ。



私1人だけだったら、どうなっていたか。



そして、助けてくれたおばさん、車に乗せてくれたご夫婦に感謝です。



名前がわかったらお礼をしたいぐらい。






もし、今後、困ってる人がいたら、私も助けてあげようと思う。








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