平機関区の作業日誌

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飯田線の旧型国電10 クハ47009

2008年02月02日 | 旧型国電の模型
クモハ53008とコンビを組んでいたのがクハ47009です。
8で掲載したクハ47114と同じ形式ですが、こちらは旧モハ32系なのでリベットが多く、相方のスマートな車体とは対照的な凸凹コンビでした。


これは定価が3万超になってからのキットで、下段窓枠が別貼りで実感的にはなりましたが、連続した狭窓枠のハンダ付けは熱による歪みが出やすく、かなりの修正を強いられました。




トイレ側妻板の雨樋が直線になっているのが、いかにも旧32系らしいです。


床下はキット付属の器具取付板を使わず、谷川の客車キットに入っている分厚いシルヘッダー用帯材とチャンネル材で台枠を表現(実物がこのようになっているかどうかは分かりませんが・・・)し、ブレーキ引棒やエアタンクの配管も付けてみました。
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8 コメント

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まさしく・・・。 (工房5丁目)
2008-02-03 23:01:50
 53の8番にはまさしく47の9がいいですね。わたしも作ろうと思って、その頃ここしかなかったひかり模型のクハ47を大改造覚悟で買いましたが、いまだに手を付けていません。ピノチオの2段窓も組み立てにくいですね。いま、同じ構成の、モハ43系原型車を組み立てていますけど、上窓枠に引っ掛けるようになっている下窓枠が上手く付かなくて、何度もやり直しました。その上、完成したあと、窓セルを貼るのに、ひとつひとつ貼らなければならないので、どうしようかと思っています。
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丁度ネガを見ています。 (鮫鼻)
2008-02-03 23:16:46
綺麗に組んでありますねぇ。
おじさんには目の毒です。

私はBRASS SOLDERさんの客車病をうつされそうで、身の危険を感じて飯田線ネガのデジタル化を進めています。昨日あたりからスシ38が頭のなかをグルグルとめぐっております。
『旧型客車の魅力』という危険な記事もありましたし…

ネガの方は、丁度53008と47009が出てきて面白い編成だなぁと思っている所です。
東の32系、西の42系。東西の雄のコラボですね。

ピノチオは高額になって追加部品を購入する必要は無いのですか?
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こんにちは。 (genta-nozz)
2008-02-05 12:56:16
いつも楽しみにしています。
リベットだらけの車体にシル・ヘッダーをどのように付けたのですか?
私も新潟ローカルを再現したくてクハ68211を持っているので教えていただけると参考になります。

それと工作の途中経過もupしていただけませんか?
他のかたの組順とか大変参考になるもので・・・。
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皆さん、コメントありがとうございます (平機関区)
2008-02-05 23:44:31
残業続きでなかなか更新できませんが、いつもご覧いただきましてありがとうございます。

工房5丁目さん:
窓セル貼りはほんとに大変でした。
私も下段窓枠の半田付けは何箇所かやり直して、キサゲ作業も気を使いました。
従来からの1段窓で良いから、その分値段を安くしてくれれば良いのにと思いました。


鮫鼻さん:
スシ38(冷房復活後のマシ38)といえば、内装を作り込んだきぬやまさんの素晴らしい作品が某誌に掲載されていましたね。
客車病は、レイルロードのサイドビュー国鉄一般型客車などを見ますとますます病状が悪化しますので、くれぐれもお気をつけください。

ちなみに、最近のピノチオのキットは高価なだけあって(?)、同封されている部品も多く、車体廻りの部品で追加購入するようなものは殆ど無いと思います。


genta-nozzさん:
シル・ヘッダーは下段窓枠取付後に付けたのですが、あらかじめ裏面に低温ハンダをメッキしてから、エコーモデルのシルヘッダー取付冶具で位置決めしてセロテープで仮止めし、窓側からコテを当て、メッキしたハンダを溶かすとともに、ごく少量のハンダを流して取り付けました。また、半田付け後のキサゲ作業にはリベットを削り過ぎないよう、マッハの細めのキサゲ刷毛(0.06mm)を使いました。

通常のハンダではなく、低温ハンダ(エコーモデルで入手しました)を使った理由は、低温ハンダのほうが柔らかいのでキサゲ作業が楽であることと、熱による歪みが車体に生じにくいためです。

また、窓側からコテを当てた理由は、ハンダが滲むのはコテを当てた側になるからでして、キサゲ作業でリベットが少々削れたとしても、青15号の部分よりクリーム色部分のほうが目立たないだろうと思ったからです。
(新潟色の場合は青15号の部分が赤、クリーム色の部分が黄色に該当すると思います)

今回の飯田線シリーズはいずれも5年以上前に製作したもので、工作途中の写真は殆ど撮影していませんでしたが、今後製作するものにつきましてはなるべく途中経過の写真もupしようと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
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こんばんは。 (genta-nozz)
2008-02-06 16:18:16
詳細なご回答を頂き有難うございます。

低温ハンダを使用するとは思ってもいなかっただけに、とても参考になりました。
窓側からのハンダ付けもかなり神経を使ったのではないかと想像します。
私はもう少し腕を磨いてから挑戦してみます。

いつの日か途中経過もUPして下さいね。
楽しみに拝見させていただきます。
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刺激的でした。 (鮫鼻)
2008-02-06 20:46:34
きぬやまさんのマシ38の記事を拝見しました。スクラッチビルドで内装付とはきぬやまさん、只者ではありませんねぇ。
お蔭でマシがどんな車両だったか、よく分かりました。
今日は早朝納品だったので、帰りに古本屋で「サイドビュー国鉄一般型客車」を買いました。
お値打ちでした。
著者の白井氏の定点撮影ポイントの付近で私もよく撮りました。見通しが良い上に、飯田線、名鉄、東海道本線の併走区間で、鉄道ファンにはたまらない場所でした。
これにもマシが載っていますね。
熱が出そうです。
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滅相もない。 (きぬやまスカンク)
2008-02-06 23:33:57
鮫鼻様、何時も平機関区さんのブログでお名前 並びにコメントを拝見しております。お恥ずかしいです、それほどの代物ではありませんです。ただひたすら 好きになった車輌にのめり込み、何とか模型で残して置きたかっただけなのです。近く、運転会をやりますので お時間がありましたら、どうぞお出で下さいますよう。お待ちしています。
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きぬやまスカンクさま (鮫鼻)
2008-02-07 20:39:21
運転会へお誘いをいただきありがとうございました。
当方、三重と滋賀の県境に住んでおります。
なかなか関東方面に足を運べませんが、ありがたいお言葉でした。

マシ38は良いですね。安芸の編成表から目に留まりましたが、魅力的な車両です。
本文にはさらりとしか触れられていませんが、雑誌の表紙写真を拝見すると、台枠もかなり凝った工作をされていらっしゃるようで感服いたしました。

今後とも、よろしくお願いいたします。
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