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■観賞:川崎チネチッタ
■あらすじ・紹介
グローバダイン社の広報のディックは、仕事も順調で家庭も円満。
しかも、今度部長に昇進することになり、最高にハッピーな状態。
ところが、ここの社長が曲者で、これまでの赤字をたくみに隠し、保持していた
自社株を売って大金を手にし、さっさと逃げてしまった。
会社は倒産してしまい、幸せの頂点から一気に不幸のどん底へ。
何ヶ月も職が見つからない状況が続き、家のローンも払えず、しまいにや
光熱費なども払えなくなり、ホームレス同然の状態になってしまう。
やけくそになって強盗を始めるが、これが結構うまくいってしまう。
調子に乗って続けるが、ある日銀行強盗に押しかけたところ、何と別の
強盗が後から押し入り、しかもすぐに警察も押しかけてきた。
からくも捕まらずに脱出できたが、もう強盗はできないと感じる。
そして、このどうしようもない状況をもたらした張本人である社長
(アレック・ボールドウィン)への怒りを募らせ、復讐を誓う。
■感想
久しぶりに、「こんなジム・キャリーが観たい!」と思えるような
ジム・キャリーが観れたような気がします。
ジム・キャリーを初めて観たのは「マスク」という映画ですが、それ以来
あのリアクションの無駄に大きいキャラクターがすっかり気に入って
しまいました。最近の出演作ではあまりぶっ飛んだキャラクターを演じることが
なくて個人的に少しさみしいような気もしましたが、今回は満足です。
後は、ジェーン役のティア・レオーニもよかったです。
ディックが本気で強盗をしそうになったとき、止めにいくのかと思いきや、
家のローンが払えないと知ると一緒になって強盗を始めちゃうところは、
笑えました。
最後の復讐も、お金を取り戻しつつ、社長の面子も保つというスマートな
方法で締めくくったのがなかなかよかったです。
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