襲雷舞踊団37名全員が、年にたった一度だけ全員揃って同じステージに上がることができる（個々にそれぞれ都合があり一堂に会することは殆ど有り得ない）地元で唯一のよさこい祭り「たかさき雷舞フェスティバル」。
開催まで残り2週間を切り、踊りの最終的な仕上げに取り掛からなければならないため、先週日曜日に新人メンバーのテストを行いました。
当落線上ギリギリにいたメンバーのために、その数日前から受け持つ隊の面々は自分たちの出来得る範囲で精一杯の力を注ぎ、見事にキチンと踊れるように成長させてくれました。
ただ、たった1人、残念ながら力及ばず最後まで遅れを取り戻せず、当日のメンバー入りを認めることができませんでした。
踊りではなく他の手段で・・・
いや、本当にそれで良いのだろうか？
色んなことを考えた挙句、昨日の練習でメンバー達に問いかけてみました。
踊りの練習を潰した1時間半に及ぶ話し合いの末メンバーが出した結論は、私をはじめチーム幹部が心に願っていたものでした。
早速今日から練習開始！
学校の試験真っ只中の高校生・中学生が駆けつけて、たった1人のために自分の時間を使ってくれています。
こんな奴らがいるから私も頑張れます。
なんちゃって指導者の私ですが、この子達のためにもっともっと勉強して、少しでも彼ら・彼女らに恩返しをしなければと思っています。
