昔むかしに読んだ、「ほぼ日の佐藤さんシリーズ」
その佐藤さんがあまりに可笑しいやら、可愛いやらで、いつの日かブログにアップしてやろうと虎視眈々でした
耽々のまま、忘れておりました
デスクトップ画面に見慣れるアイコンがあって、覗いてみたらこの記事でした
いまも面白いだろうか?と読んでみた
やはり面白い!
だから今日、日の目を見る事となりました
ほぼ日さん、ごめんなさい
パクらせていただきます
『きょうの佐藤さんより』
親友・佐藤さんの亡くなったおじい様は、家族泣かせの「入院大好きじいさん」でした。
ある日、家の階段を、下まであと二、三段というところで踏み外して転げ落ちると、
その場で大声で孫娘を呼び、「ケガした、救急車だ」と言い出しました。
見た目、大ごとには思えない状況でしたが、祖父が断固として「呼べ!」と言い張るので、
孫娘は呆れながらも仕方なく119番。
救急車到着は予想より少々時間がかかり、焦れたじいさんは、「まだか!?」と家の前の道路までようすを見にいったりし、数分後、いよいよサイレンが近付いてくると、いそいそと階段下に戻って横たわり、忠実に「転落現場」を再現。
救急隊員に
ここが痛い、そっちも痛いと訴えて、希望通り搬送されていきました。
まあ、案の定異常がなくて、すぐに帰宅させられたようですが‥‥。
何だったかの病気で、希望して検査入院したときも、暇を持て余して、家にこっそりおやつを食べに戻ってきたこともあったとか。
そういえば、糖尿が持病だったような記憶が。
そんなお騒がせじいさんが本気で倒れ、ついに正真正銘の危篤に陥った際も、普段の図太い人物像が故に、家族は内心、「あっさり持ち直すんじゃないかな‥‥」と最期まで思っていたそうです。
どうです、すごいおじいさんだとは思いませんか?
私はこう言うおじいさんになりたかった・・・・・・