昭和ビューティ(女優で見る日本映画)

昭和の女優を取り上げるblogです。女優を見るという視点の日本映画紹介blogでもあります。

左京路子(左京未知子) さん(2回目)

2010年06月27日 20時25分06秒 | 昭和ビューティ
左京路子さんの2回目。画像をキャプチャーしているうちに、いろんな表情を発見して、すっかりお気に入りの女優になりました。新東宝解散後は、「左京未知子」として成人映画の世界に入り、昭和40年代に多くの作品に出演されています。「日本映画データベース」より。











「脱衣室の殺人」制作:日米映画、日本テレビ、配給 : 新東宝、公開:1958年。この映画は、配給のみ新東宝で、制作は、日米映画とNTV(=日本テレビ)なんですね。日米映画という名前も、初めて知りましたし、日本テレビが発足初期に映画制作をしていたのも意外です。

下の2枚のキャプチャーは、白川和子さんが主演した日活「恋狂い」(1971年公開)のものです。当blogは、原則としてヌードは掲載しない方針なので、キャプチャーはこの程度に留めておきます。なお、「ロマンポルノ記念館」によると、「共演者のひとりである左京未知子は、白川和子のデビュー作『女子寮』の主演女優であり、そしてこの『恋狂い』が最後の出演になっているという、別れは始まり的な奥深いキャスティングです」とのことです。



左京路子(左京未知子) さん(1回目)

2010年06月14日 21時02分35秒 | 昭和ビューティ
1カ月ぶりの更新となってしましました。すいません。今回は、左京路子(「さきょうみちこ」と読みます)さんです。wikiには情報がなかったのですが、「三原葉子と昭和のグラマー女優達ファンクラブ」に、プロフィールがありました。非常に貴重な情報なので、引用させていただきます。「昭和8年1月7日生まれ、新東宝第1回スターレットからデビューし、ファイト満々の脱ぎっぷりで巨乳であることから“水爆女優”と呼ばれました。サイズは、出典が曖昧ですが、身長160cm、体重54kg、バスト99cm、ウェスト57cm、ヒップ97cmのデータがありました」。今回紹介する「脱衣室の殺人」でも、露出は控えめなもののセクシーな魅力を振りまいています。













「脱衣室の殺人」制作:日米映画、日本テレビ、配給 : 新東宝、公開:1958年。

香川京子 さん(2回目)

2010年05月16日 22時26分37秒 | 昭和ビューティ
登場人物と物語を簡単に整理すると、金物店の店主だが、怠け者で甲斐性なしの庄造(森繁久彌)。店はしっかり者の嫁、品子(山田五十鈴)が切り盛りしているが、姑(浪速千栄子)との折り合いが悪く、跡継ぎにも恵まれないため、家を出ることになる。その後すぐ、姑の親戚筋で、金持ちの不良娘、福子(香川京子)が登場。福子の親は、「嫁がせて、落ち着かせたい」、姑は「持参金がほしい」。両者の利害が一致して、福子は庄造の後妻になることになる。先妻の品子は、仲人から真相を聞かされて怒り心頭。「もう一度、あの家に戻ってやる」と誓い、作戦を練る。品子は、福子に「庄造はんは、猫が一番のお人や」と吹き込む。自分の思うとおりにならないと気がすまないわがまま娘の福子は、庄造に対して「私よりも猫が大事か」と迫る。困った庄造だが、福子のあまりの剣幕に、リリーを品子に引き取ってもらうことにする。「リリー恋しさに、庄造は自分のところに帰ってくる」という作戦がまんまと成功した品子だが・・・
















「猫と庄造と二人のをんな」制作:東宝、公開:1956年。

「私よりも猫が大事か」と迫られる庄造。ねこ(リリー)がかわいいです。


香川京子 さん(1回目)

2010年05月04日 04時30分56秒 | 昭和ビューティ
芦屋近くの金物店を舞台に森繁久彌演じる猫好き男、庄造と愛猫リリーをめぐる先妻と後妻の葛藤を描いたのが、「猫と庄造と二人のをんな」です。原作は、谷崎潤一郎。香川京子さんは、後妻役で、ハスッパな不良役を演じています。黒澤明監督「天国と地獄」などでの落ち着いた役柄しか知らなかったので、最初は違和感がありましたが、生き生きと演じていて、しっかり役になりきっています。全編通して、終始、下着か水着で演じており、表情も豊かで、キャプチャーしていたら、かなりの枚数になってしまったので、2回に分けて、アップすることにしました。
















「猫と庄造と二人のをんな」制作:東宝、公開:1956年。

当blogの運営人は、大のねこ好きなので、庄造の気持ちはすごくよくわかります。








万里昌代 さん(2回目)

2010年04月24日 20時54分12秒 | 昭和ビューティ
初回に続いて、2度目登場の万里昌代さんです。沖竜次演じるバーテン役の土屋の妻役です。登場する場面は、非常に少ないのですが、こういう悪女役は似合いますね。浮気相手と一緒に帰宅したところを、脱獄した夫に見つかり、着物で逃げるシーンが印象に残りました。






「地平線がぎらぎらっ」制作:新東宝、公開:1962年。

新東宝では、常連の脇役、沖竜次さん。色悪はやはりこの人ですね。新東宝解散後、名前を見ないと思って、今回、ググって見たところ、高須賀忍と改名し、TBSの「柔道一代」で人気を得たものの、若松孝二監督の映画「誤審」撮影中、事故で亡くなったそうです。

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