有卯です。
テレビもネットも今回の韓国からのGSOMIA破棄の報道で賑やかだ。
日本は近づくと無理心中に巻き込まれるからこのまま静観がいい。
８月７日のブログ記事に文大統領のホロを少し書いたけど来年土星が
水瓶座に入る前に書こうと思ってたことを今書いてみる。
２０２０年３月２３日に土星が水瓶座０度にやってくる。
その後東京五輪の頃は山羊座に逆行するが、２０２０年１２月１７日
に再び水瓶座にイン。
土星は２９.５年の公転周期を持ち、前回水瓶座に土星が入ったのは
１９９１年２月７日。今から３０年前に何があったのか。
平成生まれの人達には記憶も実感も無いだろうけど、この年の１２月
２５日にソ連が崩壊した。
東西冷戦が第３次世界大戦を引き起こすのではないか、またその時は
多くの国が核兵器の攻撃で壊滅するのではと世界が恐怖していた。
それが実にあっさりと、冷戦の象徴だったようなベルリンの壁が壊れ
東西ドイツの民衆が流れこみ、そのままソビエト連邦という国家が衆
人の前で消滅した
当時は山羊座に天王星と海王星が入り、蠍座に冥王星が入っていた。
組織や国家体制の暴力的革命と言うよりも、旧来の思想の混乱と経済
力の疲弊と現実に倦(う)み切った感の現実放棄で、ダラダラと流れ着
いた対岸といった気がする。
ほぼ無血革命だったのも頷ける。
一般に水瓶座の象意は自由・平等・博愛と並べられるけれど、そこに
土星が来ると理想主義がこんな風に具現化されるのだろうか。
政治的手腕が発揮され大きな変革がなされ、健全で人々に受け入れら
れる社会や国家が作られるのだろうか。
ソ連がロシアになっても実際のところ世界勢力地図は変わっていない。
また最近は中国も軍事・経済面で発展し日米には脅威だ。
日本も含めて色々な国家が煮詰まり動きが取りにくくなっているのは
誰しも実感している。
これから３０年前の故事に倣って世界のあちこちで国家の書き換えや
上書きが成される時になるような気がする。
その時には過去にとらわれて、大局や未来を見ることができない国は
ふるいにかけられることだろう。
今日も訪れてくださってありがとうございます。
