レミゼとカラマーゾフ

有卯です。

 

2日ほど前から今朝まで頭の芯がグダグダに煮込んだ白菜みたいになってた。
何にも考えられないのは水星よ、ムーンウォーク中のあんたのせいか？
今日は午後から雨が降り出してだいぶ白菜頭がスッキリ。低気圧のせい？

最近の誰にも言えない、でも誰もが気づく私の悩みは・・・お顔のむくみ。
飲んでる肝臓薬の副作用ってむくみが出たりするんだろうか？
それとも寒さで動かないしたっぷり食べるからかしら？
何にしても、このままでは西洋占星術の女占い師としては絶対タブーと言われる
「おてもやん」か「福笑い」顔になってしまいそう。
そうなったら目だけが出る黒いベールをかぶらなくっちゃ。
(あっ、と！かぶってる人がみんなそうだとは言ってないから。)

今魚座にいっぱい天体が入っている。
太陽・水星・金星・火星・海王星・キロン。海王星のぞいて個人天体ばかり
ボーッとチャート図を観ながらこの天体の下で生まれる子供達ってどういう人に
なるんだろう、と考える。
そういえば先日「ストロベリーナイト」を観に行った時、たっぷり２０分は他の
映画の予告編やら上映中やらの映像が宣伝に流された。その中でスケールが大きく、
(私には)意外なキャスティングがおもしろそうだったのが「レ・ミゼラブル」。
そういえばこの原作者のビクトル・ユーゴーって魚座の人だった。
今の魚座は時代性を作る海王星を除いてあとは個人天体と言われる天体が集合中。
いやいや海王星は魚座の主星だから、これこそ魚座の人には主体性まんまと言える
だろう。
魚座の魚座らしさが過剰なほどに満ち広がる人生をおくるのだろうか。

水中の魚が地上に上がり人の姿になる話に童話「人魚姫」がある。無償の愛とか
自己犠牲の愛を描いているけど、自分の姿は消失してしまう。いや、確か最後は
天使に救われて天上に上がる、みたいだったけどそんな結末は子供だましだ。

この人魚姫に火星を加えたのがジャンバルジャンな気がする。
人魚姫は恋した王子に妹のように可愛がられるけど、ジャンバルジャンはパン１個
盗んだ罪で十数年も投獄されるし、その後も極悪非道な人間たちに数多く出会う。
このトラブル度は火星のなせる宿命だろうけど、同時に愛するものを徹底的に守り
弱い立場の人、傷つき苦しんでいる人達を救おうとする激しい強さも火星の恩恵な
のかなあって思う。

そうすると今生まれる魚座の子供って、家族思いで同胞思いで、しなやかで且つ
強靭なバネのような精神を持っているのかもしれない。 
そういう子供らの人間性がいつか必要とされる時代が来るという事なのかもしれない。

ところでもう一つ、今テレビで「カラマーゾフの兄弟」も放映されてる。
この小説でもTVドラマになるんだって思った、見てないけど。
これは遠い昔、中学生の時に読んだ事がある。当時はロシア文学に傾倒する人も多く、
国語の先生がそうだった。
「君なら読める！」とか言われて読んだけど、こんなもん、中学生に読めるもんか。
愛人・借金・腹違い・精神病・虐待・家庭内暴力なんて今でこそ社会の困難な面として
浮上して大きな問題になってるけど、単純でストレートに育って「てなもんや三度笠」
なんか当時見てた私にはまったく理解不能だった。
作者のドストエフスキーは蠍座の人だけど、蠍座真骨頂な文学作品でドロドロな世界観。
それでも「罪と罰」はおもしろかった。これは読みやすかった。でもなんであんなに
長いんだろう。死にかけてる人がなんであんなに長々としゃべれるんだろう。
今思うとこれ「走れメロス」ぐらいにショートに書けるんじゃないかな。

さて、魚座の子どもたち。
今蠍座に土星もいるのよ。人間関係のドロドロにはくれぐれも注意しつつ、健やかに
育って下さい。

 

 

 

 

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