【雑記】ある媒体

色々「大人の事情」もあって敢えて詳細は書かないことにいたします。

「あるメディア媒体」にとって去る2008年はターニングポイントとなった年でありました。昨年春先よりその気配を察知して、そちら方面にもコソコソ訪問したりアポイントメントを取ったりしたりと水面下の活動を行っていたわけなのですが、黎明期の多くの業界がそうであるように、その立ち上げを待つことなく会社が撤退したり、頓挫したりという光景も山ほど目にしてきたものです。
折り悪く不況だ何だとあちこちで悲鳴が聞こえてくるような時期であったため、その状況の変化は本当に劇的、1週間前に訪問したオフィスが翌週無くなっていて「えっ?!」と我が目を疑ったこともあります。…いや、笑い話じゃないです。

そうした状況も最近はようやく落ち着く兆候を見せ始めてきたのでしょうか。そうなると今後は従来市場を席巻してきた業界とのシェアの奪い合いが始まるのだろう考えられます。
そして多くの場合、保身に走った方が自滅してゆきます…。

…うん、非常に複雑な心境なんですわ。

従来あった業界にも残っていてはもらいたいし、けどその腐りっぷりを目の当たりにしてきた身としては「いっそ滅びてしまえ…！」という過激な考えが頭をもたげてくるのも抑えることができません(追記：ちゃんと自浄作用が働いているのであれば共存・共生も可能であるはずですし、余計なチキンレースを行わう必要も無いわけですから…困ったな、敵意は無いのにフォローができないよ)。

静観を決め込む手もあるでしょう。でも個人的には黎明の熱意に身を寄せてみたいという気持ちがあったりします。
いずれ趨勢が決した時に、後からノコノコやって来る奴に、その時流に乗らせてくれなんて言う資格は無いと考えますので…。











…なんて、始終そんな深刻な気持ちで臨んでいるわけではありませんが、一応心の底では「覚悟」を決めて行動したいと、そう考えるわけです。

「あるXデー」まであと２週間。それがこちらの企画にどれだけ影響を及ぼすかは良い意味でも悪い意味でもまだ未知数。
首尾良く事が運べばそれも良し、もしそうでなかったら…





…知らん振りでもしておきましょうか…？