SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発記録】『ロボット(仮称)』開発計画・49

2008-05-29 01:15:48 | Laboratory
これまで一度も触れずにここまで来ましたが、いくらシンプルなロボットを目指すといってもさすがに最低限の「飾り」がないとただのロボットの素体を作っているだけになってしまいますので(その方がいいと仰られる方も居られるかとは思いますが…笑)、今回は一気にこのロボットの「個性」となるデコレーションパーツ各種をご紹介いたします(まだ仕上げが不完全ですが…)。

まずは頭部側面、耳に当たる部分に配された「何だかよくわからないランプ状の部品」。極端な話、頭部はそれそのものがデコレーションパーツですが、この部品はその中でも更にデコレーションとなります。
デザイン案は「ウィング型」・「アンテナ型」・「ランプ型」の3種を候補として考えておりましたが最終的に一番アバウトで柔らかいイメージの造形、つまり「どうとでも解釈できる」デザインである「ランプ型」に決めました。
現段階では5㎜ジョイントで互換性が利く設計にしてありますので、購入後この部品をカスタマイズしていただくことによってかなり印象の異なる自分なりの頭部デザインに仕立てることが出来るのではないかと思います。


続いては肩。設計上やむなくむき出しになる関節ジョイントをカバーするとともに設計上の「なで肩」イメージを払拭するため大きく斜め上方に張り出した、いわゆる「ロビンマスク肩(またはマサルさん肩)」に。このパーツが効いてくれるとかなり全体のイメージがパワフルになってくれることと思います。


肩と同様、関節ジョイントを隠す形で取り付けられる股関節カバー。同時に股関節の保持力を補強する構造にもなっています。この記事を始めた当初に提示されていた「パンツ型」腰部品の造形的フォローもこれによってなされ、腰から大腿部にかけてよりなだらかなラインを形作ることが出来るのではないかと考えます。


胸部デコレーションパーツ。最初はモロに「ブレストファイヤー」的なデザインにしようかと考えてましたが…あまりにもアレなので、結局ごくシンプルな「ランプ型」パーツを配するのみに止めました。デザイン画では他に何もディティールはありませんが、製作中思いつきで5㎜ジョイント孔として使えそうな造形を加えてあります。


最後にこの何のひねりも無い枠状のパーツ。何に使うかというと…

このように腹部に挟み込むことによってジョイント部分のスカスカ感を緩和するために使われます。

特にこれといったモールドは入れてませんがこういう部分に細かいメカニックディティールが入っていると重厚感が増すことと思いますので、かなりタイトなパーツですが腕に憶えのある方は一工夫してみてはいかがでしょうか?

冒頭の頭部ランプ部品の所でも述べましたが、こうしたデコレーションパーツをオリジナルでカスタムするだけで全体のイメージはガラッと変わります。
ご購入をお考えのユーザーで、自分なりの改造をお考えの方は今からジャンクパーツを集めてカスタマイズプランを立ててみるのも一興ではないかと考えます。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【開発記録】『ロボット(仮称... | トップ | 【開発記録】『ロボット(仮称... »
最新の画像もっと見る

Laboratory」カテゴリの最新記事