SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発記録】汎用ロボット『スプリガンX』生産計画・7

2008-06-29 00:30:53 | Laboratory
記念すべき『Laboratory』100回目の記事は…遂に『スプリガンX』の起動実験!…と、言ってもまだ型が出来上がっているのは下半身だけなのですが(汗)。
まず何よりもちゃんと立ち上がるか、そしてどれくらいのポーズを取らせることが出来るかを実証しておきたいと考え、未完成状態ですが今ある部品を組み上げてみました。
で、まだ出来ていない上半身、胸部は原型をそのまま使用しております。そのため部品をぴったりとはめ込まない(はめ込んでしまうと外れなくなってしまう)状態ですが、これに同じくまだ型の完成待ちの頭部、腕部の代わりに以前ガレージキットで製作した『アクリス』のドラムパーツ(かなり重い)をウエイトとして実際の商品の重量に合わせます。これで立ち上がれるようであれば充分商品も自立が可能…、ということです。
結果はTOP画像の通り、自立に関しては何も支障はありません。

立て膝をついたポーズ。
膝の可動範囲は正直もう少し広かったら良かったのに…とも思いますが、股関節は自重に負けないことがわかると思います。
実はこのポーズを1枚目に撮影したのですが、頭部に取り付けたウエイトが重すぎたためこの時原型の首ジョイント軸が折れてしまい2枚目に撮影したTOP画像では首が曲がってしまっています(泣)。もちろん複製した製品版では頭部はこれほど重くありませんし、軸も一体成型ですからこうしたアクシデントは起こりませんのでご安心を(…でも記事書き終わったらまた修理だ)。

正面からの滑らかな印象を最優先にしたため、まったく面取りを落とさなかった背面は意外に大河原メカチック。角張った形状が一見してランドセル風に見えるためこの角度だけ妙に80年代テイストな印象になってしまっていますね。こっちの方が格好良いと思われる方もいらっしゃる事とは思いますが…。
画像では腰パーツを意図的に前方に出して、腰を落とし気味にしても上半身を支えられるかを実験しています。「S字立ち」と言うほど有機的な佇まいには残念ながら出来ませんが、それでも腰の入った力強いポージングが可能です。

そしておまけ。下半身だけなら大きく脚を振り上げたハイキックのポーズも取らせることが可能です。
決して上半身が付いていては無理、というわけではないのでしょうが、腕部が無い状態ではバランスが取れないため現段階では確認できず、これは全パーツの複製が出来上がってから、ということになります。両腕がいかにポーズを取るのに重要かを思い知らされます。

もうすぐ完成~♪

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