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風を泳ぐ -2-

■詩詠-ウタヨミ-
■SwimTheWind Part2
【By s/yumic.】

中島みゆきさん 小さき負傷者たちの為に

2011-06-06 | -音楽-SwimThisSound
小さき負傷者たちの為に


YouTubeより

わたしが作成した動画ではないのですが。

歌詞

中島みゆきさん。経歴年数が重なるたびに、すい、すい、と衣を変えて、
旋律と歌詞を使って、何かを手渡してもらってきた。
学生の頃からのファンだ。

「なーかじまみゆきの ○ー○○○○ニッポン!」

で、ラジオと仲良くなったといっても過言ではない。
ネットもなかったし、路上ライブなんか、アコギで、生声が普通だった日々。

感じとれている、ああ、と納得出来る世界の切り口は、優しく厳しい。

恐れ多いけれど、この歌詞の最後にでてくる同志に、わたしもなりたいのです。

s/yumic.From2005


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井上陽水さん 最後のニュース

2011-06-05 | -音楽-SwimThisSound

最後のニュース

歌詞

陽水さん。大瀧詠一さんくらいにその存在感はユニーク。

記憶をたどると、昭和天皇が臥せっている時期のマスコミが蘇る。
当時も、メディアは、CMの統制をかなりやっていた。
車のコマーシャルだったか、陽水さんが、車の窓から
「お元気ですか?」というセリフを言うというCMから、
陽水さんの声が消されたか、CM自体がカットされたか、
とにかく、神妙にせよという空気が蔓延していた。

その前もその後も、用水さんは、淡々として、こんな作品を残しているわけで。

こういう形で、この歌に接してみると、奥行きの深さを改めて感じる。
軽いタッチでいるようで、したたか。シニカルのようでいて、オプティミスト。

大御所の類に入る方だと思うけれど、なんとなく入ってみた喫茶店のカウンターに、ひょっこり居そうな感じがする方だ。

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佐野元春さん - 99 BLUES

2011-06-03 | -音楽-SwimThisSound
佐野元春さん - 99 BLUES

Lyric

1987年に発表されている、この楽曲。
近年、ドキっとするラップといえば、もう、わたしにとっては、エミネム様なんですけども。

toy soldiers

それは今回は置いておきまして。

最近巷で流れる日本語のライムには全くアンテナが反応しません。歳のせいかしもしれないですが。

1980年代後半に、次々と発表された佐野元春さんのアルバムの中には、
直感的に、何を観てきたかを伝えたいんだ、という佇まいのものが多くて、
somedayは、ファンにとっては、宝物ですが、それ以外の作品、どれをとっても、遜色ない。この99Bluesは、
見事なライムだと。そして、心を揺さぶります。
彼は今年、30周年の記念の年を迎えます。この時代に、この日本に居合わせたこと。
その不思議を思います。


遜色ないのは、デビューアルバムすらそうです。
わたしがファンだから言いたいだけかもしれませんが。

今、色んなことが渦巻いていて、自分の言葉を失くしそうで、大変憂鬱なのですが、
せめて、心に響きわたっている、ヘビーローテーションの紹介をすることで、
自分の気持をなだめたいと思います。


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About Poet  Motoharu Sano

2011-05-31 | -音楽-SwimThisSound
リアルな現実 本気の現実 / 佐野元春

ジャンル分けするなら、ロックになるだろう、佐野元春氏。
彼は、わたしがティーンネイジャーの頃から作品を追いかけているアーティストの一人。一ファンにすぎないが。

彼の本気は、いつも、アルバムに反映されていたから、わたしはすこしずつ大人になる度、
彼の音楽を論評するのはナンセンスだと思うようになった。
作品が受け取り手の中にあるのは、どんなアートも、
同じ。
彼はインタビューされるのは、あまり好きではないのかとよく思っていたものだ。

Individualists
(再生音が大きいのでご注意)
歌詞

この楽曲で、わたしは、individualist=個人主義者 という言葉のイメージを受け取った。
わたし自身の、生きるスタンスは、この言葉を得たことで、確立されたと言っていい。

今、忌野清志郎さんたちとは全く別のアプローチとして、彼の作品、警告どおり 計画どおり が、
今迄にないスピードで、ネットの中でフューチャーされている。東京電力福島原子力発電所の事故を受けて。
そういう彼は、今、表現者としての立場をだけ、発信しているように思う。発言者ではなく。

因みに、歌詞は、コレ

YouTubeなどでは聞き手のイメージをかぶせた形でアップロードされているこが、圧倒的に多い。

が、しかし、彼は、一表現者、詩人であることから、変容しないだろう。

わたしの信頼は、より強くなっている。