先日小澤征爾氏が亡くなりました。
ニュースは世界中に流れ、口々に残念だというコメントが寄せられました。
今さらながら小沢氏の偉業は知らないことも多く、驚くばかりです。
Scottも同じですね
知る人ぞ知る、だけど開いてみれば凄い人だったと言う事が多いのです。
UKのファンサイトに懐かしいScottがキュレーターを務めた2000年のメルトダウンの記事が再び注目された記事が載せられました。
以下のURLをコピーして検索してください。ScottWalkerの好きな映画と題したサイトが出て来ます。和訳をするにはPCのマウスを右クリックして日本語翻訳と言うところをポチしてください。完全に正しい翻訳ではないところもありますが、でも以前Catさんの所に載らなかった映画もあり、改めて見るとまたなかなか興味が湧きます。
以下、和訳をコピペしました。
スコット・ウォーカーの好きな映画
2000年(おや?)故スコット・ウォーカーは、メルトダウン・フェスティバルの一環として、BFIのためにお気に入りの映画のシーズンをキュレーションしました。彼が選んだのはこうだ。
2000年(おやおや?)76歳で亡くなった謎めいたシンガー兼作曲家のスコット・ウォーカーは、サウスバンク・センターで第8回メルトダウン・フェスティバルをキュレーションし、レディオヘッド、ブラー、ジャーヴィス・コッカー、エヴァン・パーカー、ジム・オア・ルーク、古楽グループ、アンサンブル・オーガナムなどのライブパフォーマンスをプログラムした。
映画祭の一環として、彼はナショナル・フィルム・シアター(現在のBFIサウスバンク)で上映されるお気に入りの映画を選びました。「映画は本当に僕にとって強迫観念なんだ」と彼は書いている。「これらの映画は、私が興味を持っているものなので、ほとんどがヨーロッパです」。
これが彼の選択です。
*上海のジェスチャー
ヨーゼフ・フォン・スタンバーグ監督によるこの高度に様式化されたハリウッドのメロドラマは、「マザー」ジン・スリング(オナ・マンソン)が経営する怪しげな上海のカジノを舞台にしています。

*逃亡者
『Q』誌のジャーヴィス・コッカーとの対談で、ウォーカーはロバート・ブレッソン監督について「彼の映画を見ると、私が手に入れたいもののビジュアル版だ。彼は本物の俳優を決して使わない。もし人が手を下ろすなら、その人はただ、人間が手を下ろしていることをあなたに知ってもらいたいのです。それは人間であることの現象です。


*ゲルトルート
デンマークの巨匠カール・テオドール・ドライヤーによる最後の映画は、プレミアでブーイングを浴びたが、偉大なラスト映画の1つとしての評価が高まっている。

*ラウンドアップ

*ラウンドアップ
ウォーカーは、1960年代のロンドンのアートハウス・サーキットで熱心な映画ファンとして、ミクローシュ・ヤンチョーの催眠術のようなハンガリーの歴史劇を観た。彼はガーディアン紙に「僕は6夜連続で行った。とても気に入りました!...あまりに曖昧だったので、(もう一度)見るには『メルトダウン』用にプログラムするしかないように思えたんだ!」

*飢餓

*飢餓
1966年のパルムドール候補に挙がっていたが、デンマークのヘニング・カールセン監督によるオスロを舞台にしたこのドラマは、イギリスではあまり上映されていないが、デンマーク文化省の「文化規範」に選ばれた10本の映画のうちの1本である。


*ペルソナ
ウォーカーはイングマール・ベルイマンを愛していることでよく知られており、スコット4の曲は監督の映画「第七の封印」にちなんで名付けられました。ペルソナ』は、島の保養地でアイデンティティが融合し始める2人の女性を描いた監督の傑作です。


*パッション
ジャン・リュック・ゴダールが1980年代に劇映画に復帰した時期に制作された『パッション』は、ヨーロッパのアートハウス映画の制作中を舞台にした映画製作を描いた作品です


*カジノ
マーティン・スコセッシ監督の犯罪叙事詩 - 興味深いことに、ウォーカーが選んだ2作目は、ギャンブル場を舞台にしています。


漂う雲
『カウリスマキ』の「漂流雲」は、路面電車の運転手とウェイトレスの妻が別々に職を失い、不幸な状況が連鎖するところから始まります。


このほかに山猫、ルイ14世、チャイニーズルーレットなどがあります。
それにしてもサム・ウィグリー氏、ちょっと時系列がちゃうで😅


若い頃からこういうヨーロッパの映画を見あさっていたと言います。
機会があったら観たいと思います。あなたはどれに興味がおあり?
ではまた中島画伯の素敵なScottの絵で今日はおわかれします
