オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

INDYヒューストン

2013-10-07 | SuperFormular・INDY

INDYヒューストン。予選。

順位No.ドライバーチームエンジンタイム
1 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda 1:00.4535
2 12 W.パワー Team Penske シボレー 1:01.1524
3 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda 1:00.6057
4 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー 1:01.4911
5 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda 1:00.6184
6 78 S.デ・シルベストロ KV Racing Technology シボレー 1:01.5527
7 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー 1:01.2123
8 98 ルカ・フィリッピ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda 1:01.6520
9 5 E.J.ヴィソ Andretti Autosport シボレー 1:01.3274
10 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda 1:01.7201

佐藤琢磨(ポールポジション)
「金曜日はコースの改修が行われ、仮設のシケインを使っての走行となっていました。今朝、10分間だけのプラクティスでシケインなしのコースを初めて走りましたが、昨日からマシンのセットアップは順調に進んでおり、いい感触をつかんで予選を迎えることができました。ポールポジション獲得は本当にうれしいです。ヒューストンはチームにとって地元なので、開幕前からここでの活躍を目標としていました。チームがすばらしいマシンを作り上げてくれたのがポールポジション獲得の要因です。ヒューストンのコースは非常にバンピーで、ストレート区間がほとんどありません。気温も湿度も大変高いコンディションなので、かなり体力的に厳しいレースになることが予想されます。ポールポジションからのスタートなのでターン1での混乱は避けることができるでしょうし、このスタートポジションをアドバンテージとして、決勝レースを戦いたいと思います」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「コースに問題があって金曜日のプラクティスは仮設のシケインを使ったものになっていました。シケインなしのコースで走れたのは予選前の10分間だけでしたが、佐藤琢磨は見事なフライングラップを完成させました。A.J. Foyt Racingがホームレースでポールポジションを獲得できたのは、ドライバーの琢磨だけでなく、エンジニアやクルーたちが難しい状況に対して順応する能力の高さを持っていたからだと思います。午後のシリーズ第17戦、そして明日のシリーズ第18戦ともに非常に楽しみになりました」
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 突如として歯車が噛み合った感じです。様々な要素が噛み合わなければいけない、フォーミュラーカーによる耐久レースとしてのINDYの特殊性でしょうか。琢磨自身はクレバーな人物らしいです。しかし、レースとなるとひたすらプッシュし続ける面がある。それが、噛み合ったら一気に飛び出す。一度噛み合わないとガタガタになるという面を持つ。一人で道を切り開くことが多かったからなのかな。さて本番はどうなるか。残り3戦で1勝はして欲しいところですが。
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第17戦決勝。
決勝

決勝No.ドライバーチームエンジンタイム/差
1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda 1:54:48.3924
2 78 S.デ・シルベストロ KV Racing Technology シボレー +0.8781
3 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +2.1432
4 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +3.5492
5 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +4.2293
6 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +5.4614
7 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +6.0983
8 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー +6.8946
9 5 E.J.ヴィソ Andretti Autosport シボレー +8.1873
10 98 ルカ・フィリッピ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda +9.3052
 
11 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda +9.9622
15 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda +1Lap
16 18 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing Honda DNF
17 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda DNF

佐藤琢磨(17位)
「スタートは自分としては決してよくなかったのですが、トップを守れるだけの速度は出せました。あと少しの改善が必要です。あのあとにタイヤがパンクしていると判明したのですが、センサーのトラブルもあり得るので、ギリギリまで様子を見ました。ピットに入ってタイヤを交換したあとは、ポジションも下がっていましたし、ペースも上げることができない苦しい戦いになりました。ソフトタイヤでのハンドリングがいまひとつよくなかったですね。2度目のピットストップでハードタイヤに替えてからは、前に追いつく走りができるようになりました。しかし、終盤のリスタートのあと、ターン2でパスを許したときに、ラインを外れて走ったことでタイヤかすを拾ってしまい、次のコーナーでインに並ばれると、アウトに押し出されるようにタイヤバリアにぶつかってしまいました。インを開けてコーナーを回りきるつもりでしたが、いったんアウトに出たら、ラインを戻すことができませんでした。明日のレースの予選は、当日の朝に行われます。今日のレースを戦ったことで、多くのチームがマシンを向上させてくるでしょう。路面のグリップも大幅に高まり、ラップタイムがぐっと縮まる可能性もあります。今日のレースで悪かった点を改善し、路面の変化などにも対応したマシンを作り、予選に臨みたいと思います」
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第18戦の予選は、中止。前戦までのポイントで決定。

決勝

順位No.ドライバーチームエンジンタイム/差
1 12 W.パワー Team Penske シボレー 1:52:28.9525
2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +0.8286
3 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー +4.3629
4 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +5.0234
5 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー +8.0120
6 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +11.0712
7 4 O.セルビア Panther Racing シボレー +14.0815
8 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda +15.1566
9 18 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing Honda +15.5568
10 78 S.デ・シルベストロ KV Racing Technology シボレー +31.3618
 
11 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda +32.9460
13 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +1:19.5633
14 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda DNF

佐藤琢磨(14位)
「昨日よりもマシンのハンドリングはよく、序盤にはポジションを上げられずに苦しむシーンもありましたが、ハードタイヤにしてからは順位を着々と上げていくことができました。シーズン中盤に一時、ロードコースでのパフォーマンスが下がった私たちのチームでしたが、シーズンの終盤になって再びマシンにスピードを取り戻すことに成功しています。今日はそうしたマシンでいいレースを戦えていただけに、好結果を残したかったですね。最終戦のフォンタナに向けては、先日テストを行い、昨年よりもずっといいベースラインを獲得できています。今シーズン最後のレースも全力で戦います」

ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「最終ラップにアクシデントに遭ったダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)と、アクシデント付近にいたファンの方々に大事がなかったことを祈ります。ケガをされた方々は、できる限り速やかに回復されることを願っています。スコット・ディクソンがチャンピオンシップのトップに立ったことを、私たちはもちろんうれしく感じています。また、ジャスティン・ウィルソンがポイントスタンディングで4位まで順位を上げたことも喜んでいます。今日、シーズン10勝目を挙げることができなかったのはとても悔しいですが、これからの2週間でできる努力はすべて行い、今年度のマニュファクチャラーズタイトルをHondaのものとすべく、全力を尽くします」






  

 


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