オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

国際福祉機器展(5)

2013-09-28 | log・レーシングカー他

 国際福祉機器展に行ってきました。ここ10年位良く行っているので、招待状は毎年来ています。母親の介護用品で良いものがあるかな位の気持ちで行ってきました。正直言って、介護保険って巨大だなというのが一番の感想です。お金があればかなりの事ができる。それにつれて色んな用具も大掛かりになる。でも日本家屋では車椅子そのものが使えたものではない、というのが実情なのです。
 そんな中で、アレッと思ったのが「片脚式歩行支援機」。今仙技術研究所と名古屋工業大学の佐野明人教授の共同開発によるもの。佐野教授の受動歩行理論を応用しており、腰部のバネ機構によるわずかなアシスト力で歩行支援が行えるのが特徴。脚の屈曲が促進されることで踵が持ち上がるような感覚が得られ、脚を前方に振り出す遊脚期でのアシスト効果が得られる。無動力の簡素な構成であることから、おもに自宅などでの継続的なリハビリや歩行訓練での利用を想定している。以前、ネットで無動力の足機構がアップされていてヘーッと思ったことがあります。それの発展形みたいです。「イケルかな」という気持ちになりました。
   

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今回の「片脚式歩行支援機」の元となった名工大の歩行ロボット。重力のエネルギーを利用するのみで無動力で歩行する。

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デイズ ハイウェイスター「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」

デイズ ハイウェイスター「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」

デイズ「アンシャンテ 助手席回転シート」

デイズ「アンシャンテ 助手席回転シート」
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 普通のライフケアビークルですが。ベースのDAYSが、商品性としては魅力がある時期でしょうから。何故載せたかというと・・・。介護事務所の人と話していてそうなんだと思ったからです。リアゲートからスロープ方式は、合理的で乗り込みも早い。しかし、障害者の方にとっては「俺は荷物じゃない」という思いが消えないらしいです。そこら辺まで考慮したコンパクトな車椅子は、かなり腕の良いデザイナーが必要かもしれません。
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現状の車両をみてみると、やはりタントが使い勝手が良いのでしょうか。


過去の例だと
       
           1m以上短い全長でLONDONタクシー規格を満たす
 
   1976 LUCAS ELECTRIC TAXI(LONDON TAXI Prottype)

これらの車両にサイドからスムーズに乗り込める車椅子。またはそのまま車両シートになるグッドデザインの車椅子が望まれるということでしょうか。
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京成スカイライナーの車椅子席。1席を取り除いた所に車椅子を乗り付ける。上記のタクシー専用車の様に空間になった助手席部分に車椅子のまま乗り付けて固定するという考えも。
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