先週開催されていたヨットのアメリカ杯ですが・・・・
私は、ヨットのことは全く知らないので、なんとなく見ていたのですが、一番驚くのはそのヨットの形状!
最近コマーシャルで放送されることが多いのですが、水に浮いているというより、船底の小さなフィンというか翼で水中を飛んで浮かんでいるのです。そして、何より驚くのは、その「翼」の小さいこと。空気より遥かに比重の重い水で「飛ぶ」とこれだけ小さい翼で「飛べる」のかということです。
それでフト思い出したのが、今年の始めに見た週刊新潮のグラビア。
モス級と呼ばれる小型ヨットがやはり水中(水上?)を飛ぶらしいのです。
モス級規格そのものは20世紀始めから存在したのが、20世紀末にはこんな姿に変身したみたいです。格好良いし、速い。
操縦も難しいらしいです。アメリカズカップも大勢のクルーが船上(というか単なるキャンバスみたいですが)をアチコチに移動しながらバランスをとっているみたいですが。1度で良いから乗せてというか隅っこに座らせて欲しいですね。
ところで、「これのオリジナルは?」ということで気になるものを次に・・・・・
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モス級ヨットと同じ発想に50年前に辿りついた日本人デザイナーがいました。
堀内浩太郎さんというヤマハのボートデザイナーだった方です。
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堀内浩太郎さんは、ボートデザイナーで、数々の先進的なボートを手がけていました。
水中翼船というより水上を完全に飛んでいる姿に驚かされます。これが50年前の作品ですからね。日本グランプリでポルシェ904やカレラ6の襲来に驚かされていた時代に、日本人自身がこれだけのものを作り上げていたのですから。
Hydrofoil Kotaro Horiuchi
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小さな翼で水に浮くという発想は、現在のモス級ヨットを50年先駆けるものです。これ以前にも同じ発想があったのか?
堀内さんの全くの独創なのかまだ分かりません。仮に更にオリジナルがあったとしてもこれ程前にこんな先進的なボートを作り上げていただけでもすばらしいです。
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