旅立ち

光の方へと向かう

君の背中を

そっと　見送った

春の日

雨でよかった

傘は　

ささずに帰るね


涙を　ごまかせるから

なんとなく

なんでもないのに

なんとなく　心が沈む時

そういう時には

そんなこともたまにはあるさ

って

自分を思いっきり励ましてあげる

そして

大きな深呼吸をひとつ

重たい何かが　心の中から　

ふうっ～っと

出て行ったでしょ

泣いてもいいよ

流した涙のあとの　笑顔は

きっと　輝いて見えるはず

自由

当たり前すぎて

気づかなかった

大切なこと

忘れないよ

そっと差し伸べてくれた

その手のぬくもりを

ずっと忘れない

今ならきっと

言葉を　見つけられなくて

すれ違ってしまった　心

あれから　いくつかの時が経ち　

見えてきた　埋め尽くせなかったものたち

きっと　今なら

手を振る君へ

泣かないでいようって

心に決めていた

精一杯の笑顔は

くしゃくしゃだった

heart

ハートな気持ち




どんどん伸びて

あなたの所まで

届くといいな


あなたの元に届いたら



純白の花を咲かせよう



きれいな心のままで

ずっとそばにいられるように

そばにいて

淋しい気持ちの時には

あなたの　たくさんの笑顔で

優しく　包んでいてね