風色のひととき

花や風景を絵のように切り取ってみたい
そんな気持ちを込めて写真を撮ってみました

言えなかった さようなら

2009年04月07日 | 風景

海と空が見える この場所が

二人のお気に入りの場所だったね

あんなに笑い合った二人なのに

あまりにも別れは突然すぎて

さようならも言えずに

ただ 泣いてばかりだったね

あの時に 言えなかった さようなら

もう ちゃんと 泣かないで言えるよ

でも さようなら じゃなくて

ありがとう

一緒に 笑ってくれていて

ありがとう

同じ 空を見ていてくれて

ありがとう

こんな 私のこと 

いっぱい 好きでいてくれて

ありがとう

もう会えなくても

一緒に笑い合って見上げた あの空の色

ずっと ずっと 忘れないよ


一人じゃないよ

2009年03月28日 | 風景

ちょっぴり冷たい風が吹いて

なんだか一人ぼっちの気持ちになる

時にはそんなこともあるけれど

どこかで誰かと繋がっている


見上げた空が青すぎて

心にじんと染みるけれど

いつか誰かと見上げたあの空

空の色は違っても

いつも誰かと繋がっている


simple heart 

2009年01月06日 | 風景

心惹かれるもの

冬の木々の枝

冷たい風にさらされながら

いつも空を見上げている

余分なものを

すべて捨て去って

シンプルな心で

冬の空を見上げている

辛いとき

苦しいとき

余分な迷いを

一切 振り落として

シンプルな心になれたなら

風や雲に流されないで

まっすぐに

立っていられるかな


信号待ちの風景

2009年01月04日 | 風景

ちょっと前の僕は

赤信号に引っかかるたびに

舌打ちをしていた

いつからだろう

こうして

信号待ちの空を

懐かしく愛おしく

見られるようになったのは

きっと そうだね

助手席に 君の温もりが

残るようになってから

なのかな


願い

2009年01月01日 | 風景

わたし、思うんだけど

一人 一人が みんな幸せを感じていられたら

きっと 争いや 妬みや いがみ合いって

なくなると思うんだ

だって、自分が満たされていないから

人が幸せだと ますます自分が不幸に思えたり

素直な気持ちになれなくなってしまうもの

みんなが 幸せを感じる心を持てたなら

それが わたしの 願い


君は そう言って この小さな境内で

ひっそりと微笑んで 両手を合わせていたね

僕の願いは 

君が 幸せでいられること



明けましておめでとうございます

この一年が 

皆様にとって

幸せを感じられる一年でありますように。。。

回り道

2008年12月24日 | 風景

温かなポケットの中で

ぎゅっと握りしめた

君の小さな掌

愛しくて 離したくなくて

出来るだけ遠回りして

二人で歩いた

帰り道

君となら 

これからだって

どんな回り道でも

歩いていける