二人のお気に入りの場所だったね
あんなに笑い合った二人なのに
あまりにも別れは突然すぎて
さようならも言えずに
ただ 泣いてばかりだったね
あの時に 言えなかった さようなら
もう ちゃんと 泣かないで言えるよ
でも さようなら じゃなくて
ありがとう
一緒に 笑ってくれていて
ありがとう
同じ 空を見ていてくれて
ありがとう
こんな 私のこと
いっぱい 好きでいてくれて
ありがとう
もう会えなくても
一緒に笑い合って見上げた あの空の色
ずっと ずっと 忘れないよ
なんだか一人ぼっちの気持ちになる
時にはそんなこともあるけれど
どこかで誰かと繋がっている
見上げた空が青すぎて
心にじんと染みるけれど
いつか誰かと見上げたあの空
空の色は違っても
いつも誰かと繋がっている
冬の木々の枝
冷たい風にさらされながら
いつも空を見上げている
余分なものを
すべて捨て去って
シンプルな心で
冬の空を見上げている
辛いとき
苦しいとき
余分な迷いを
一切 振り落として
シンプルな心になれたなら
風や雲に流されないで
まっすぐに
立っていられるかな
赤信号に引っかかるたびに
舌打ちをしていた
いつからだろう
こうして
信号待ちの空を
懐かしく愛おしく
見られるようになったのは
きっと そうだね
助手席に 君の温もりが
残るようになってから
なのかな
一人 一人が みんな幸せを感じていられたら
きっと 争いや 妬みや いがみ合いって
なくなると思うんだ
だって、自分が満たされていないから
人が幸せだと ますます自分が不幸に思えたり
素直な気持ちになれなくなってしまうもの
みんなが 幸せを感じる心を持てたなら
それが わたしの 願い
君は そう言って この小さな境内で
ひっそりと微笑んで 両手を合わせていたね
僕の願いは
君が 幸せでいられること
明けましておめでとうございます
この一年が
皆様にとって
幸せを感じられる一年でありますように。。。